ここはどこだ
ちょっともう信じらんない。一体全体、どこの国にいるんだって思っちゃう。
能登の被災地、まだ水が出ないところがあるんだって!
丸々一年経ってるんだよ、冗談がきつすぎませんか?
軍拡だの他国の支援だの市庁舎の電飾だの、まるっきりしなくていいこと、少なくとも後回しにしていいことは毎日山ほどやってるくせに、地方の地域の水道復興さえもようしないのか。言い訳のしようもなかろうに。
私は野党がだらしないなんて口が裂けても言わないことにしてるんだけど、さすがにこれは、野党だってもっと何とかしろよ。政府に対して、ちゃんと怒れよ。山本太郎議員ががんばってるけど、あの人を孤立させんなよ。
うちの正月の飾りつけ、一番メインのお鏡餅の画像を紹介しようとしても、何だか被災地に申し訳なくて、お雑煮食べててもお屠蘇飲んでも気がめいるんだわ、いやほんとに。
ガザもウクライナも、そりゃ気になるよ。胸が苦しいし頭に血が上るよ。でも、国内の被災地は、やっぱ、こっちの責任範囲と思うし、まだしも何とか声や手が届きそうじゃないか。それが、いまだにまるっきり届かないから無力感も怒りも倍増するんだよね。
下の家の水差しの、立派なバラが枯れかけてるのを、茎を切って庭の鉢にいくつも挿した。スプレーバラならまずまちがいなく根付くんだけど、こんな立派なやつは無理かな。肥料やって水もやって、ついでにそのへんの鉢の枯れた花を刈り込んで、草もむしって、ちょっとだけ玄関前がすっきりした。焼け石に水みたいなこんなペースで、庭がいつきれいになるのかわからないけど、はじめなきゃ何も変わらないからな。明日(今日かよ)はまた少しどっかを刈り込むか。
黄表紙の授業、手持ちの本(自費出版したテキスト)の一つを使えそうと思ってチェックしたら、いつの間に減ったのか、20人ぐらいの授業でも足りなかった。ショック。いっぱい余ってたつもりでいたのに。こうなったら、コピーだけでやってみるしかないのかなあ。この年になって、いちかばちかの授業はあんまりしたくないんだけど、日に日に誘惑に負けそうだ。