ここはハワイか
いや、ハワイに行ったことはないけどさあ(笑)。
ここ数日ほんとにお天気なのに、風はさわやかで空気は清々しく、サイダーみたいにすっきりして、呼吸をするたびのどから肺まで洗われるようだ。朝夕はうすら寒いほどだし、陽が照りつけていても、きりっと気持ちがいい。
じめじめしてないのはありがたいけど、水気がなくて田んぼは大丈夫かと思っていたが、もう近くでは皆、水田になって空を映している。つばめが張り切ってその上を飛んでいる。いつも行くクリーニング屋さんの軒先のつばめの巣には、毎年同じことを書くが、本当にクチバシが黄色いとはよく言ったものだと感心するような、生意気そうなヒナの顔がのぞいていたけど、もう飛び立ってしまったかもしれない。
金曜にパソコンの管理を頼んでいる若い方がいらした。この人はカツジ猫の好みのタイプと私はにらんでいるのだが、そこはカツジのことだから、かえっていやにそっけなかったりするから、彼は気をつかって、おみやげのチュールを持ってきてくれた。カツジはごきげんでそれを食べさせてもらっていた。
それで、「好色五人女の女主従」の論文を「研究の沼」コーナーの「ガイア論文」の中に入れてもらった。田辺聖子さんの小説の引用からはじまる。わりと読みやすい論文と思うので、特に女性問題に関心のある方は、どうぞごらんになって下さい。
メールのお返事がめっちゃとどこおっているのですが、もう少し皆さまお待ち下さい。すみません!
写真は上の家の中庭ですけど、よく見ると、家の中でノラ猫化して人間に近づかない、白黒猫のマキちゃん(十八歳)が、お花の陰に写っています。