このままでは地獄を見ることになる。

◇「あなたと市政をつくる会」のチラシ作りに、うつつを抜かしていて、はたと気がつくと、四月からのテキストの校正と、１５日〆切の論文の修正がどちらも、ほぼ手つかず。このままでは文字通り地獄を見ることになるわ。というわけで、明日から少し、そっちの作業に集中しないと。

◇今年は晴れる日が多いからか、本当に桜の花が長く咲いていてうれしい。町中のどこにでも、薄いピンクの雲が広がっていて、風景にめりはりがつき、遠くまでが手にとるように目に入ってくる。
それでも、わが家の庭先では、もうつつじのつぼみがふくらみ始めている。花かんざしも白い花をつけ始めたし、オレンジ色のパンジーも元気に咲き誇っている。でも、それでなくても忙しい朝の時間に水まきが加わったので、ますます朝食の時間が遅れる。

◇パソコン机の前の窓にかけていたサンキャッチャー、ずっと以前に湯布院の店で買ったかわいらしいウサギやガラス玉がついてるやつだが、ここの窓はカーテンをほとんど閉めているので、存在がよくわからない。先日クローゼットの窓に移動させた。そうしたらきれいな虹色の光が部屋のあちこちに躍って、とても楽しい。つい椅子に座って本を読んだりしてしまうのが、ちょっと困る。

◇日曜の木村草太さんの講演は、笑っちゃうほど明快で面白かった。またゆっくりと紹介できたらいいのだがな。
「個別的自衛権と集団的自衛権は、まったくの別物です。それは学問的にも国際的にも認められていることです。たまに同じだという人がいますが、その根拠をただして行くと、結局は語尾が同じということ以外には理由がない。しかし、語尾が同じだから同じというのであれば、ガンモドキも縄文式土器も同じものということになります」と、にこりともしないで言う。母が聞いたら、さぞさぞ喜んで、きっとファンになっただろうなあ。そして、くりかえし、私と思い出しては話し合ったにちがいない。