ころりん

三月のひな祭りに、桃の苗を買って鉢に植えて窓の下に飾ってた。その後、鉢を庭のすみに移動させて、来年まで待っとけと思いつつ水をやっていたら、それなりに成長して、小さい桃の実をいくつかつけていた。

かわいいけど、どうしたもんだろうとながめていたら、今朝その一個が落っこちて鉢の中にころりんと転がっていた。拾ってきて写真を撮ってから気づいたのは、小さいなりにいっちょまえに立派に桃の姿をしているので、これじゃただの桃の写真にしか見えないということだった。

それで、そのへんにあったマッチ箱と並べて撮り直した。偶然だけど、ちょうどマッチの意匠も桃じゃん。あはは。

いったい食べられるのかなと思いつつ、りんごの入ってる皿に載せておいたけど、このリンゴもジャズリンゴとかいう種類で、普通のリンゴより小さいんだよね。だからますます桃の大きさがわからなくなる（笑）。

この間から同じ写真ばっかでご退屈さまだが、夕顔が次々咲いて、翌朝には即しぼんでおしまいという、そのはかなさやら華やかさやらに、はまりまくってしまった。
もうこのごろは暗くなるのが早いので、うっかり水まきに出ると外はすっかり暗くなってて、せっかくの夕顔の満開が写真に撮れなくて地団駄ふむことになる。これはまだ間に合った方ね。

あきらめきれずに暗い中で撮った写真の数々。何の写真かわからないにしても（笑）、ほぼ闇の中で、これだけ映る白さっていうのもすごくないですか。

今日は私が誘導したお隣のお家を見下ろす柵の方にもからみついて、新しく二輪の大きな花が開いていた。あいかわらず、何だかよくわかりませんが。

画像処理したら、ちょっと様子が見えるかな。下の方にはびこりまくっているのは、黄色いバーベナの大群です。

そうそう、昨日言ってた、元首相をほめそやした右翼雑誌ですが、本当に４冊も買っちゃいました。ためこんでた割引券を使ってやったら、４０００円内には何とかおさまったけど、金のない年金生活者がする所業じゃないよなあ。まだ読んでないけど楽しみです。できたら４日までに読み上げて、「むなかた九条の会」の学習会に持って行って、皆さんにさしあげて来ようかな。学習会に参加する体力はまだなさそうだけど。

こんな雑誌の購入は完全にアホな無駄遣いだから決しておすすめしませんが、これも昨日書いた、「しんぶん赤旗」、こっちはマジで、いいですよう。私は日曜版しかとってないけど、月に１０００円もしないで、これだけ豊富で多彩な記事が読めるとは。統一協会のことも詳しいけど、決してそこにだけ集中しないで、全方位的に世界情勢から国内政治、娯楽から芸術から生活までものすごく視野が広くて中身が濃い。もう、どさっと落ち着いて腰をすえてすべてに目を配ってとりくんでいる感がすごい。ここしばらくは、ますむらひろしの「銀河鉄道の夜」の漫画が見開き二面使ってどんと出ているのもすごい。

もったいないから、読んだあと、ご近所の人にあげてるんですが、お料理の記事なども助かると言っておられました。とにかく、質が高いし、姿勢が安定してまっとうなのよ。だまされたと思って、ぜひ購読してみて下さい。薄っぺらなところが、どこにもありません。バランスとれてて、節度があって、堂々としたもんです。

最近の自民党については、もう弁護のしようもなくなったのか、支持者の人は「野党はそれ以下」「野党がだらしない」とか、具体的な中身も示さず、お題目みたいに唱えてますが、いったい野党の何を知ってるんでしょうかね。共産党はこうしてしっかり機関紙を出しているから、その質の高さが一目瞭然でわかりやすいですが、多分ここまでなくても各野党も基本的には良心的で誠実な姿勢を同じように持ってるはずです。それを実感するためにも、ぜひ「しんぶん赤旗」を購読してみて下さい。まずは日曜版（月に９３０円）からでも。ひと月だけでもいいですから。