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こんなことは、もうどう書いたらいいものか

台所のIH化から風呂場の改修、物置の床張りとここ半年か一年の我が家のリフォームは、地元の電気屋兼水道屋さんの若いご主人が一手にひきうけていてくれました。
技術もたしかだし、仕事は早いし、値段はリーズナブルだし、電気や水道以外でも、いろんなことの相談に乗って下さっていたのですが、今日、天井のソケットの位置を変えてもらおうと電話したら、奥さまが出られて、「主人が倒れたので」とおっしゃるので、「まあ、それは大変ですね。急がないでいいんですが、長く休まれるんでしょう?」と聞いたら「それが、もういないんですよ」とおっしゃいます。ええっと驚き、「亡くなったということですか?」とお尋ねしたら「そうなんですよ、あまり突然で私たちもまだびっくりしたままで、本当にすみません」とのことで、もうこちらも夢を見ているようでした。

テレビの買い換えも、そこにお願いしようと決めていたし、まだ若いご主人だったので、これで一生うちの電気と水道は心配いらないと安心しきっていたというのに、もう呆然とするばかりです。
残念とか困ったとかいうのもありますが、それより何よりもう家の中の新しくていごこちよくなったどこを見ても、そのご主人のことが思い出されて、なつかしいやら悲しいやら淋しいやら。

今日は風呂場の古い洗面台も水漏れしていたので、お父さんの水道屋さんが来て下さって、無料で直して下さったのですが、「お力落としですね」と言うと、「仕事がつづいて、とても忙しかったからですね」と言われました。ご家族のことを思うとことばもありません。
いい人っていなくなるなあとか、いいことって続かないなあとか、ため息ついてしまいます。
本当にお元気な姿しか見ていないので、まだ信じられません。

ゆきうさぎさん

新連載、楽しみにしています。こうなると私も「格差論」のつづきを書きたいですね。

でも、夕方から少しのどが痛くなり、これは私の場合はカゼの兆候なので、明日もゆっくり家で休もうと思っています。

皆さんも本当に無理をしないで、お身体に気をつけて。

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カツジ猫