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ごあいさつ(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

たいへんおそくなりましたが、あけましておめでとうございます。
ことしも、よろしくおねがいします。

まいとし、くれと、しょうがつは、
ぼくのすきな、「ふく」のおさしみは、おみせにおいてないので、
ちゅーるをずっともらうことになっていて、
かいぬしも、くりすますごろから、
「そろそろ、しょうがつようの、おさかなばっかりになるから、
とうぶん、おまえにわけるような、おさしみは、おみせにないよ。
あきらめな」といっていました。

でも、なぜか、ことしは、ねんまつから、
かいぬしのいく、すーぱーのさかなやさんが、
「ふく」のおおざらの、おさしみを、ずっとだしていたので、
かいぬしは、「やれやれ」といいながら、かってきて、
まいにち、たべては、ぼくにも、わけてくれました。

おかげで、ぼくとしては、ことしは、さいこうの、しょうがつです。
かいぬしが、わりと、はやくねるようになったので、
いっしょにふとんにはいるじかんも、
たくさんとれて、うれしいです。

このまえ、かいぬしは、おふろにはいったあと、
つかれて、すぐねることにして、
かみがしめっているからといって、
ばすたおるを、まくらのうえに、おきました。
かいぬしが、はをみがいているあいだに、
ぼくは、さっそく、そのうえにねました。

「ちがうって、かつじ。
そのたおるは、わたしが、あたまをのせるの。
おまえは、じぶんのまくらがあるでしょ」
と、かいぬしはいって、ぼくをおしのけようとしたけど、
ぼくは、のきませんでした。
かいぬしは、ぶつぶついいながら、たおるのはしに、あたまをのせて、
「ねごこちがわるいったらない」と、いいながら、
わりとすぐ、ねてしまいました。

ことしもまた、かいぬしに、まけないように、
たのしく、くらしていきたいと、おもいます。

みなさんも、どうぞ、よいおとしを。

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カツジ猫