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ご連絡。

◇「古典文学講義A」受講生の皆さんへ

今日の授業で話した「食事の前には読めない本」は、下のリンクから読めます。

http://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~itasaka/jugyou/bungaku03.html

なお、このリンクは「板坂耀子研究室」の一部ですが、この中のあっちこっちに行こうとして行けない時は、アドレスの中の「www」のところを「ww1」に変えると、開けることができます。どうぞ、あちこち見て下さい。

◇ゆうべも、上の家の片づけを夜中までして、下の家に戻ろうと外に出たとたんに、細かい雨が降りだしました。最近、雨は本当に私にいいタイミングで降ります。今日も傘を持たずに出かけた授業の前後は無事だったし、帰って来てからはけっこうじゃかすか降り続けてるし。
あれ、雷まで鳴っている。

◇仕事の邪魔にならないように、とことん適当なDVDを見ようと、「セックス・アンド・ザ・シティ」の冒頭2巻を借りて来た。そしたら、キャリーの最終的なお相手になるビッグは第一回から登場してたのも意外だったが、彼はパーティーの席上で、「第二のトランプかっていう、成功者よー」なんて噂されてたのか。トランプも大統領なんかにならなけりゃ、ここまで歴史にバカをさらすことにもならなかったろうに。

それと、これも前に書いたかもしれないが、この最初のころは、まだおうちでのパーティーの後じゃ、女性だけがキッチンで後片づけしてたりするのな。全員じゃないけど。

◇身障者の人にタラップを這って上がらせた航空会社がたたかれるのは当然で、それに対して航空会社を弁護して被害者を攻撃するバカがわいて出ているのも、まったくムカつく。どうして自分が身体がきかなくなるとか金がなくなるとか、そういう事態にいつなるかもしれないという、想像力や推理力が働かないんだろうな。人生よっぽどバクチで生きてるのとちがうか。原発再稼働だってそうだが、先見の明というもんが、こういう人たちには死語なんだろうか。

http://twilog.org/Kumiko_meru

ただ、どーでもいいことで、細かいことは見落としたりまちがったりしてるか知らないが、私はこの航空会社(というか、現場の職員)のしたことが、どうもよくわからんのだよね。何がいったいしたかったんだろう。車いすの人を乗せたくなかったんだろうか。でも現に目の前にその人はもういるわけで、それをそこで、拒否できると思ったんだろうか。同行者が、かついでタラップ上りますというのも、だめだと言って本人にはい上がらせたって、趣味が悪いのもたしかだが、頭もすごく悪くないかい。

そうやって、いろいろひどい対応すれば、その人があきらめて、乗るのをやめて戻って行くかもしれないと思ったのかしらん。でも、そうならない可能性だって充分にあるわけで、その予測もできなかったって、危機管理の点でも心配な会社だよなあ。

私は自分でも性格が悪いのは、常日頃とっても自覚している。なので、私がこの会社の関係者で、車いすの人を乗せたくないと思ってたなら、もう、このタラップの下まで現にその人が来てる時点で、拒絶してもいいことはひとつもないと、あきらめて、にこやかに、親切に、なるべく快適なように車いすを運び上げて、最高の旅をさせてあげる。しかる後に、それを最後に規則を変えて、車いすの人は金輪際乗れないようにしてしまう。身障者が嫌いなら、乗せたくないなら、せめてそのくらいはやらんかい。

わかってるよ、このご時世で、そんなこと、もちろんできるわけがない。そんな規則が作れるわけない。
だから、私にはわからないのだよ、いったい何がしたかったのか。何をめざして、わざわざそんな、当事者に苦痛や屈辱を与え、周囲も不快になるようなことを、わざわざさせる対応をしなくちゃならなかったのか。
へまというかバカというか先が見えてないというか、誰にとってもいいことひとつもないというか、そういうことをした理由が、成り行きが、すごく知りたい。どう考えても、勝ち目のない戦いでしょ、アホかいな。腹いせでしたいやがらせなら、なおのこと、どう考えてもアホかいな。無駄すぎるこっちゃないかい。
以上、ヒューマニズムや人権意識とは何の関係もない、私のむしゃくしゃするポイントでした。

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カツジ猫