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さわりだけ。

◇お、今日は父の日か。
亡くなったわが家の男性たちすべてのために、仏間に豪勢に花でも飾ろうかな。
この前、歌舞伎を見に行ったとき、博多座で買ってきた、いい匂いのするお香もわんさとたいて。

◇昨日書いた、ソフトバンク嫌いの学生のレポート、さわりの一部だけちょっと紹介すると、「そもそも福岡は西部ライオンズというものがあったのに」という歴史的検証と慨嘆、「世界の王さんに卵をぶつけたファンの精神は許し難い」という糾弾などでした。前にも書いたように私はソフトバンクが嫌いじゃないですが、こういう怒りはなるほどと好感が持てますね。

◇えー、これは一昨日書いた「ハイト・レポート」の本のことですが、今はもうダイジェスト版しか出てないんですね。それなりにキンゼー報告に匹敵する歴史的名著と思うのに。私の持ってるけっこう厚い本、これじゃ処分ができないじゃないですか。ああまた本棚が空けられない。

◇昨日と一昨日、共産党の後援会と、戦争法廃止オール宗像実行委員会の会議に出て来ました。前者で出た話もいろいろ面白くて、その内紹介したいですが、特に後者の会議で交わされた議論の誠実さと切実さに、何だかもう呆然としました。
「社民党支持者だが、三人区での野党の勝利のためには、我々は共産党候補の支持を明確に打ち出すしかない」と断腸の思いで訴える熱烈な社民党の人がいる一方、「それでは立候補している社民党候補に失礼だ。今後の団結のためにも、すべての野党を支援する立場を崩してはならない」と反論するのが共産党議員とその支持者。それぞれが必死すぎて清潔すぎて、これは現実かと夢を見ているようでした。

きれいごととさえ思われかねない、嘘のようなこの議論を、多くの人に聞かせたい。意見のちがう、立場のちがう者どうしの、これだけの信頼関係と、人権が憲法が日本が危ないという危機感の共有を。皆さん、これが首相の「野合」と呼ぶものなのです。
ちなみに、それだけ激しい議論をしていても、決して乱暴なことばのやりとりはないばかりか、安倍さん、麻生さん、舛添さん、橋下さん、甘利さんなど、皆、「さん」づけで話していました。
異文化や異国の人や異なる意見の人に対して、死ねとかゴキブリとか公道でわめく集団は言わずもがな、高齢者に対して「いつまで生きるつもりだ」と言い放つ大臣に比べて、この品位の保ち方は、まぶしいとしか言いようがありません。このような集団が支持するもの、このような集団が体現するものの勝利を、祈らないではいられません。

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カツジ猫