ざけんなよもう

今の検事総長がろくなもんではないというのは、うすうすわかっていたけれど、袴田さんの無罪決定にあたっての談話は、控訴できなかったのが残念という無念たらたらのぼやきで、あきれかえるなんてもんじゃなかった。裁判長からあれだけはっきり「証拠は警察の捏造。申し訳なかった」とまで言われたのに、まだ何とか控訴したかったのか。一日も早く、退任してほしい。させなくちゃいけない。

しかしまあ、ここまで未練がましく控訴したかったのにできなかったということは、それだけ袴田さんの無実はたしかなものであったという証明にはなるだろうな。腹がたつのは同じだけど。

このところ涼しくなって少しは過ごしやすくなった。今日マッサージに行ったらスタッフのお兄さんが、今度の週末にはおばあさんとお母さんをつれて、大分の九重の吊橋などを見物に行くと楽しそうに話していた。お天気だし涼しそうだしよかったと喜んでいた。おばあさんはお元気で、吊橋を渡りたいとおっしゃっているのだとか。聞かなかったが、もしかして私よりお若いのかもしれないね。

午後は髪のカットに行った。切ってもらいながら、この前から「こういうことかい」で書きまくった、私のアベ元首相についての見解を話したら、カリスマ美容師（と私は思う）の彼は「それ、すごくわかりやすい。よくわかる」と言ってくれた。
　衆議院の解散の結果の選挙の予断は許さないが、少なくとも私は長年の懸案事項だった（笑）「アベ氏とは何者か」という謎について、自分なりの結論がしっかりできたのは、かなり胸がすっとしている。

もうお金がすっかりなくなって、次の年金支給日まで何を食ったらいいのかと悩ましいぐらいだが、それでもつい、ネットで見かけた彼岸花のかたちのイヤリングを安かったから注文してしまった。それもまあいいが、つい振り込みを遅らせてしまって、まだ手に入っていない。きっと彼岸花も散ってしまってつけるチャンスを逃がすだろう。来年までは絶対に生きのびて、つけなくってはいけないなあ。

そうは言っても、放ったらかしの荒れ放題の前庭に、思いがけず一群の彼岸花が新しく咲いて、びっくりした。去年も咲いたのだが、忘れていた。うーん、庭もきれいにしたいのだが、時間と体力と金がない（笑）。