せっせっせ。
◇田舎の家を片づけまくって、山のような雑貨をもらって下さる人や組織にさしあげるべく、仕分けしているのだが、もうだんだん頭がしびれて来てしまって、いったいこういうものをさしあげても失礼にあたらないのかどうなのか、わからなくなってしまっている(笑)。
それでも、猫が我が物顔に店内を闊歩し、6万や7万する作家さんのすばらしいニットの衣類が並べてある上に、でーんと昼寝しているような、すばらしいお店(笑)にもらっていただいた、スペイン製(と私は記憶してるのだが)の木の椅子が、普通に店内の一角に置かれていて、お洒落なクッションの上に猫が寝ていたり、今日持って行った、品物はいいけど(多分)超古いチェックのひざかけ毛布が、さっそく猫用のかごに広げられて何の違和感もなく、あたりに溶けこんでいたりするのなんかを見ると、ちょっとうれしい。
おかげで、ようやく雑貨類が、底を打った(この使い方多分ちがうわ)というか先が見えてきたというか、あと一回、ダンボールを車に積みこめば、もうだいたい片づくのじゃないかと思う。で、そうなると、やっぱり残る問題は本と資料だ。これが、あとどれくらい、こちらの家に持って来れるか、見極めがつかない。本はまだしも、叔父や叔母や祖父母のまで含めたいろんな手紙や日記や書類みたいな変なものの数々がなー。ばっさり捨てちゃってもいいのだが、叔父の出征する朝に書いた色紙だの、叔母が大切に切り張りしてるスクラップブックだの、やっぱりちょっとびびってしまうんだよなー。ちなみに叔父の色紙は結局額に入れて、こちらの家の玄関の隅に飾っちゃったし。
◇そんなこんなで、お留守番をさせられることが多くなったカツジ猫は、微妙にいじけて、ふてている。というのは、こっちの思いこみで、彼らしいあきらめのよさで、私がいない日が多いのに、慣れてきただけかもしれない。それでも、吐いたり、おしっこをかけたりしていないかと、帰って来て彼を抱いてちやほやした後は、急いで家じゅうを点検する。すると、ベッドの上に広げておいてやった私の部屋着の古いカーディガンの上に、まん丸く彼が寝たあとがしっかり残っていたりして、にんまりしつつも、ちょっとほろりとさせられる(笑)。
◇今日は冬至ということだが、無気味なぐらい暖かでよく晴れていた。しかし明日は大雨で雷雨にもなるそうだ。そしてまた寒くなるらしい。ううむ、大みそかまでに田舎の家の片づけを終わらせなくてはならないのだが、これはもう、絶対風邪など引けないな。
◇ところで日本は、国連事務総長が苦労して考えた、南スーダンの武器禁輸の案に反対することにしたそうだ。何だか超ややこしい事情の結果のようだが、あまりいい選択じゃないんじゃないのかな。
ちなみに、この下の方のツイッターに「もんじゅ」の記事も紹介されていますが、あれって、廃炉の方法も技術的にわからないのかよ。嘘みたい、信じられない。そんなもの作るなよー。解除もできない時限爆弾のスイッチ入れるようなもんじゃないか。あ、「ようなもん」じゃなくて、そのまんまかしらん。
◇あーもう、ただ、ただ、ただ、ひとごとながら恥しい。