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そうなのですよ~

じゅうばこさん

よくぞ覚えていてくれました。(笑)昨日は故キャラメルの命日でした。2000年に死んだから、もう10回忌なのかな~。供えてやる好きな食べ物もだんだん忘れて来ているのが悲しいです。
毎年、この時期は2月頃から少しづつ悲しくなり、3月になると、今でもなつかしくて会いたくてたまりません。

思い出せる好きなもの(というより、もう覚えていて定番になってるもの)は、カワハギと甘エビとチーズとクリーム、それに味付けのりぐらいですかね~。あれが好きだった銘柄の猫缶も今はなくなったのもあるし、死んだ後、新しく出た銘柄のもあって、それが好きかどうか、もうわからないのが、この時期はあらためて淋しいです。
8歳直前の男盛り(笑)で死んでしまったので、「8歳以上」「11歳以上」とうたってある高齢猫用の缶詰も、これはもう永遠に供えられないなあと思うと、それもまた妙に悲しい。
キャラメルが死んだ後すぐに拾った猫たちも、もう10歳を超えて高齢猫用のエサ食べてますからね。
その中の一匹だった黒猫ナッツウも、やっぱり帰ってこないけど、まだお供えをする気にはなれずにいます。

それにしても今年は魚屋にカワハギがなくて、あわてました。そこそこ見かけていたので、なるべく新鮮なのを買ってやろうと、つい後回しにしていて、二日前に行ってみたら見あたらず、前日に行ってもなくて、これは町のデパートに遠出かと思いつつ、でも今、仕事がやっと少しだけ軌道にのって追い込み中で、一分一秒も惜しい時ではあり、困ったなあと近辺をうろついていたら、いつもは行かないスーパーで、ぷりぷりの大きなカワハギがいくつもパックで重ねてあって(そこでは名前はメンボでしたが。この魚、ウマヅラとも言います)天にものぼる思いでした。(笑)浮かれて数パック買ってしまいましたよ。

それで時間がなくなって、いつもは小さいアレンジを作ってもらうことにしている花屋にも行けず、スーパーの花屋でフリージアを数本とピンクのバラと白いユリを買ってすませました。まあそれはそれで、ゴージャスでしたから、あれも不満は言わんでしょう。
いつもは、2日はいいお天気になるのですが、今年はキャラはさぼったのか、曇り空で、でもときどきは明るい陽射しが、庭においた彼の丸い墓石を照らしてました。

あれが私の腕の中で死んだ時間の朝7時14分は、いつもその時と同じようにベッドにいて、両腕で見えない彼を抱いてやるのですが、今年は前日徹夜で仕事していて、もう今ベッドに行ったら寝過ごすと思ったので、居間にいたら、つい横に倒れて寝てしまい、はっと起きたら7時12分。危ないとこでした。急いでベッドに行って「キャラ、お帰り」と抱いてやったけど、きっとあいつの魂は、寝ている私を踏んづけて起こしたんでしょう。

でもね、こんなイベントで楽しんでるのもいいですけど、そろそろこんなことやめて、あいつを解放してやらなくちゃいけないのかなあとも思います。どうなんでしょうね、そこんとこは。「え~かげんに早く忘れてくれ。早いとこおれは生まれかわりたいんだよ~」と、天国であいつは、どたっと横たわって前足の先をなめながらぼやいてるような気もしてならない。

一日家で仕事をして、夜中に家中の明かりをつけたまま、キャラを見送ろうと最後のカワハギを煮てやって、朝と昼に供えた分は、今の猫たちにわけてやって、ふと見たら、居間のソファに三毛猫のシナモンが寝転がってキャラそっくりのポーズでこっちを見ていて、思わず笑ってしまいました。「いっしょに先輩のこと見送るかい」と彼女をなでながら、キャラの命日は終わりました。

アバターのごあいさつ、ありがとうございます。明日ぐらいまでこのままにしとく?でもまだ来週も寒いそうで、春らしい服装にもうかうかできないよなあ。

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カツジ猫