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そろそろ撤収?

上の家の押し入れがまあまあ片づいた(ような気がする)ので、床に広がる散らかった荷物は、一応未整理のまままとめて書庫にでも押し込み、当面、居間を人を迎えられる状態にしようかと考えている。その方が精神的にも安まりそうだし(笑)。

今日明日でどこまでやれるか、やってみるかな。

…と書いてから、もう二三日? 状況はあまり変わってないな(笑)。何しろ、がんばり過ぎてバテてはいけないと思うと、ついだらだらと怠けてしまう。なのに、食欲は衰えないで、毎回オオカミみたいに食べている。大丈夫かいな自分。

で、これも数日前だが、米国のバイデンとトランプの討論会があって、例によって横目横耳で聞いてたら、もートランプの下品さがさつさ嘘っぽさが悪臭を放つ感じで、そもそもこんな人が候補になるだけでもおぞましいと思いつつ、テレビを消してしまった。いっしょにしてはまったく申し訳ないが、私は「関白宣言」を聞いて以来数十年、どんなにいいことを言おうが面白い話をしようが、さだまさしの声を聞いただけで反射的にスイッチを切る執念深い女なのだが、それと同じくらい、トランプの声も覚えてしまって、本能的に拒絶してしまう。

そうしたら何とアメリカではトランプの話がえらく好評で、バイデンが弱々しくて頼りなくてもう候補を代えた方がいいと味方でさえが言ってるそうで、あんなものを好むとは、アメリカも末期症状だと、つくづく思った。そりゃ私だって、バイデンさんの年齢を考えると大統領なんてちょっとまあどうなんだ他に人はいないのかと、いつも思ってはいるが、しかしトランプのあの嘘八百が力強いとか頼もしいとか感じるのは、どう考えてもどうかしている。ヒトラーだってそうだが、あんなものを好み始めたら、世の中はもう本当に危ないとこに来ていると思う。

その次の日だったか、「虎つば」を見たあと、そのままつい「プロジェクトX」で、衝突しない車を開発した企業グループの人たちのドキュメントをやってるのをながめていた。ここで紹介される話はなかなかためになることが多いのだが、今回は命に関わる車の機能の話だけに、さまざまな苦難を乗り越えながら、関わったメンバーが限りなく実験をくり返し、全国を走って新機能を試して、あらゆる問題点をチェックし克服して商品化にこぎつける過程を見ていると、どうしたって比べたくなるのが、原発政策やマイナンバーカードの推し進め方だった。まあ大阪万博もだよね。

危険を予測もチェックもしない。使用者の命に関わる問題点をまったく克服しないまま、とにかくスタートさせ、失敗や事故があれば、その都度修正して行こうという、利用者や使用者を使って治験をしまくる恐ろしさ。

私は動物実験には絶対反対だが、たとえばシャンプー一つ発売するまでには、罪もない、山ほどのウサギちゃんの目をつぶしまくって、目に入っても大丈夫な製品かどうか確認するじゃないですか。薬品でも自動車でも食品でも、それはもう当然の常識でしょう。なのに、その数億倍もの悲劇や悲惨を生みかねない医療現場やエネルギーの国策についての、このずさんさ、無責任さ、いくら何でも格差がありすぎじゃないですか。

そのことそのものにも、その異常さに何も感じていないようなメディアや世間にも、本当に暗澹とする。

学生用の掲示板にもちらっと書いたが、たまたま深夜番組で見たアニメから、つい食指が動いてコミック『忘却バッテリー』を大人買いの一気読みしてしまった。と言ってもまだ十巻までで、あとは本屋に品切れだったからAmazonで注文中。何だか変なものにはまってしまったが、今ちまたでは、この漫画かなり人気があるらしい。この話はまた明日にでも。って、ほんとかな?

この鉢は、中身が枯れてしまったので、ヒマワリか朝顔の種でも埋めようかと表に出していたら、影も形も見えなかった、えっとこれ何だ? ベゴニアか何かの葉っぱが土の中から生えて来て、何食わぬ顔でついに花まで咲いてしまった。なかなかかわいい色じゃないか(笑)。

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カツジ猫