ちょこっと紅葉見物

私が隠れ家にしている例のクローゼットの窓からは、一見すると森みたいな、向かいの小さい木立ちも見えて、何本かの樹々が毎年ささやかに色づく。これをながめるのも楽しみで、どこにも出かけなくていい気分になる。

でも昨日はちょっと用事があって車で走ったら、宗像ユリックスの付近とかの樹々もみごとに紅葉していて、これもまた、いい目の保養だった。

それはいいのだがよ。
その時聞いてたカーテレビで劇団四季の「ライオンキング」が北九州で上演されるとかで（あれ、でも今ネット検索したら見つからない、いつの話だったのかな）、その中継というかインタビューをしていたのだが、悪役のライオン、スカーの説明や紹介をするのに、女性アナウンサーがやたら盛り上がって、「テキ役」「テキ役」と連発する。

何のことだ、悪役の適役って意味わからんと思っていたら、どうやら「敵役」のつもりで言ってるらしい。信じられないよもう。曲がりなりにもプロでしょ。それは「かたきやく」だよもう、って教えるのも何だかこっちが恥ずかしい。

最後は何だか、他のアナウンサーもつられて「テキ役」とか言ってたようで、集団で地方局の恥をさらしてた。

学生も授業中によく読み間違えるから、一般の方々とかならしょうがないけど、仮にも報道関係、マスコミ関係なんだろう、ちょっとはちゃんとしといてほしいわ。