ちょっと、しぶい、ぼく(カツジ猫)
みなさん、おはようございます。
ゆうべは、すごくさむかったです。
かいぬしが、うえのいえに、しごとをしにいってしまったので、
よる、ぼくはずっとひとりで、さむいへやにいました。
いくら、じょうとうのけがわをきているといっても、さむいときは、さむいです。
おもちゃにじゃれて、ひとりでいえのなかで、はしりまわって、
しきものを、ずらして、はっするしていました。
かいぬしは、よなかにかえってきて、
「うう、さむいさむい、とりあえず、こたつだ」といって、
ろうかのこたつに、もぐりこみました。
ぼくも、こたつにはいって、そのあと、かいぬしのひざにのろうとしたけど、
かいぬしは「よし、あたたまった」といって、
べっどに、いどうしてしまいました。
ぼくも、さっそく、ついていって、
まくらに、あたまをくっつけて、いつもの「ごめんね」でねました。
かいぬしは、さいきん、へんなことにこっていて、
ぼくのうしろのかべや、いすに、てをついて、
「かべどんだよ」と、いっています。
なにかの、かいじゅうの、なまえかな。
このしゃしんは、かいぬしが、
「おまえ、ちょっと、しぶいやん」といった、しゃしんです。
はくりょくがあって、つよそうだから、
ぼくも、ちょっと、きにいっています。