ったく、もう

フェイスブックのコメントで小悪魔みたいと言われた子猫のじゅんぺいは、今日お医者さんに耳の検診に行きました。
ダニはいなくなっていましたが、やっぱり汚れているので、薬をもらって来て、また来週行くことになりました。
本人はたいそう元気で、家中はねまわっています。
先週は８００グラムだったのが９４０グラムに増えていました。来週は１キロ超すな。

私の古い方の家は、各部屋に格子戸がついています。
最近はニャンガードとか言って市販もされているようですが、昔はそんなものもなく、全部大工さんに作ってもらいました。これを閉めておけば、風は通るので、猫を防いでエアコンなどは広く使えるのです。

何回かにわけて作ってもらったので、何人かの大工さんが関わっているのですが、作る時には皆さん、まじめな顔で、ものさしで猫の顔のはばを測って、通れない間隔を確かめて作って下さいました。

ところがですよ、じゅんぺいクラスに小さいと、この間を抜けてしまうのです。それがわかっていたからガラス戸を閉めていたのですが、最近ちょっと大きくなったからもしやと思って格子戸だけにして見たら、果たしてひっかかって通れない。

しめしめとほくそえみながら、格子の向こうで悲しそうにしているのがおかしくて、ながめていたら、彼は格子の柱に前脚を回して抱きつき、くねくねしていると思ったら、ターミネーターもどきに抜けて来てしまいました。

そして、喜ぶまいことか、居間やキッチンをはねまわっています。

あかん、由布院の書家さんとこで買った立派な軸を片づけておかねば。
顔を横にするのが、コツなのね。抜ける時の。