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つけくわえると…。

キャラママさん。
まあ、自分がかねてから、ぼんやり考えてた、ポルノとぎりぎりのなんか病的な空想や欲望を、映画や漫画でしれっと描いて目の前に見せられると、うわあ…こっそり、頭のどこかで妄想してたのに、そんなに白日のもとにさらして、やめてよーって気分になるじゃないですか。あ、私だけか(笑)。

「トイ・ストーリー」の「1」で、UFOキャッチャーみたいなのから、あのエイリアンのおもちゃたちが、つりあげられる場面って、私にはもうそれと同じだったんですよ。わいせつさやエロチックさは全然ないけど、インパクトの点じゃ同じだった。
何かを買うときでもそうですけど、ああいうゲームで景品のおもちゃをつりあげるときって、何かちょっと昔のローマかアメリカの奴隷市場で奴隷を選んでいるような、そんな気分がして。
ペットをペット屋さんで買うときなんかも、きっと、もろ、そうなんでしょうけど、問題は、そういう心境を私がUFOキャッチャーでクレーン動かすときも、きっとねらわれた商品はドキドキワクワクしてるんだろうな、とか無意識に想像してたことです。

それが、もろに映像となり画像となってあらわれた瞬間、そんなことを空想してた自分がかなりビョーキだって、なぜかもうはっきりわかって、どっひゃあと映画館の椅子に沈みました。見抜かれたようで、言い当てられたようで、自分を鏡で、というよりカメラでスクリーンに大写ししたのを見せられたようで、ひたすら恥ずかしかった。ほんとに一瞬ですけどね。気づくいとまもないほどに。

ピクサーの映画には毒がある、とよく言われます。そうかどうかはよくわかりませんが、あれ以来、なんかちょっと「トイ・ストーリー」は私、警戒するようになった(笑)。無邪気でかわいい子猫か子犬と思って遊んでいたら、目が邪悪に光って、牙が変にとんがってる、みたいな感じで、油断できません。

とことん、くだらない話でごめんなさい。
「ローラーガールズ・ダイアリー」も見たので、近いうちまた感想書きます。

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カツジ猫