ところでDVDも見てるんですが。
「LOST」につづいて「デスパレートな妻たち」の最新シーズンも、旧作100円で借りられるようになってたので、見始めました。やっぱり絶妙に面白いんだけど、シリーズの後半だけがまだ準新作扱いなのがムカつきます。
おまけにさ、「3」だけがずっと借りっぱなされてて、いつまでも返ってこない。だんだん腹がたってきたので、4から7までを借りてきてしまった。最後の方だけテレビで見てたりするんで、どーせ一回ぐらい飛ばしたっていいやとか思って。「3」を返しにきた誰かさんが、じだんだふんでも知らないもんねー。
「LOST」も「5」まで見て、6から7も借りてあるので、ラストまではもうすぐだ。まあもうその例によって、どうでもしてくれみたいな話の展開で、将来私が認知症になりかけた時は、これを見て、どこまで話について行けるかを基準にしようと思うぐらい、何から何までが入り乱れてる。
しかも、これだけ大勢の人物が登場するのに、大衆小説の鉄則であるところの「変化しない登場人物」が少ないんだよなー。回想シーンが長々続くと、あーすみませんあなたそんな過去があったんですか昔は別人だったんですねと思わせられるし、たいがい変化しないだろうする余地がないだろうしたら魅力がうせるだろうと思ってた人たちまでが、かなり根本的に変容するしなー、いいんかいそんなことしてぐらいの勢いで。
「ローラーガールダイアリーズ」の感想の時にも書いたけど、役者が他の映画でがらっと化けて別人になるのも大変な演技力だろうけど、同じ話の中で、見るかげもなく変化してしまうのって、更にむずかしいと思うんだよね。その映画、その話の中ではあくまで一人の人なんだから、どっか元の部分は残したままで、完全に変化しないといけないんだから、これは相当の演技力が必要だろう。というわけで、アメリカのテレビ界の俳優たちの実力や層の厚さを見せつけられている。
まあ話がここまで広がったら、どんな結末になったって今さら驚きゃしないけど、死んでしまったわけでもないのに、何人か完全に消えてしまった人たちはいったいどこで何をしているんだろう。
ところで先日、キャラママさんとこのドラマをいっしょに見てたら、彼女がとっても失礼なことを言うとりましたよ、カツジ君(笑)。