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とりあえず

◎ときどきのぞくツイッターで紹介されていたブログの記事です。
福島在住の小児科医のかたのご発言です。
コメント欄もあわせて、ぜひお読みになって下さい。

http://blog.goo.ne.jp/yi78042/e/0753e643211a4a1cf841e6a482333847

私は今、家の前の空き地を購入して、小さい家を建てようと計画しているのですが(まだどうなるかわかりません)、使うコンクリートに初期の放射性物質を多く含む汚泥が流通してしまった分が入っているのではないかと、かなり気になっています。(笑)チェックのしようもないし、考えすぎなのはわかっていますが。自分の身体は死ぬまで無事でも、死後に地域や家族に残すものが、安心できるものではないかもしれないと思うのは、愉快なことではありません。

そんなこともふくめて、今の日本も世界も、そのような危険をうけいれながら生きていくしかなくなっているのだと、いつも感じています。
絶対安全な基準や方針など、政府にも誰にも出せるはずはなく、それを承知で、何を選ぶか捨てるかを、めいめいが決めていくしかありません。

皆がどうするか、責任者がどう言うかを基準に、生き方を決めようとする(それも悪いことではないですが)人にとって、このような中では、自分とちがった方針を選ぶ人がいることは、自分がまちがっていると言われているにひとしく、自分の正しさを信じるためにも、ちがう生き方をする人は、その存在自体が不安で許せないだろうと思います。
それが苦しい対立を生み、地域の和をこわして行くかと思うと、鎌田慧さんが、原発は何よりも地域の共同体を破壊すると以前から言っていたことが、あらためて思い出されます。

子どもも動物も老人も、放射能だけで命の危険にさらされるわけではなく、移住のストレス、経済的な安定、その他もろもろ、総合的に判断しなければならないのでしょうが、せめて、人間どうしのたがいへの攻撃で傷つく危険は最小限にとどめたい。せっかくのネット社会なのだから、冷静できめこまかい情報交換と議論を重ねていきたいです。
毎朝あるいは毎晩見ているワイドショーのキャスターの発言だけで、何かを判断し決定するということはもう不可能になりつつあります。まあ、それはそれで、いいことなのかもしれません。

◎ゆきうさぎさん

安全性を信じたがるという点では、お母さまの病状に対する周囲の対応も原発と似ているのかもしれませんね。しかし、何よりもご自愛下さい。そのうち、カツジをつれて、お手伝いにうかがいます。

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カツジ猫