どっちを向いても救われない
ナワリヌイ氏の死のニュースに、下の人と同様にもうどっち向いてもろくなことがない気分で憂鬱になってた。
プーチンだとこのタイミングでナワリヌイ氏を殺すのが大統領選の勝ち方なのかと戦慄するけど、そんなプーチンかっけーと思ってそうなトランプが戻る流れのアメリカもどーするよ。
ネタニヤフ支持するバイテンでもプーチンに憧れるトランプでもアメリカの言いなりに軍事化してたら日本は破滅するよ。
— Koichi Nakano@Progressive! Channel (@knakano1970) February 16, 2024
まあ、今でも憂鬱なのに変わりはないが、考えてみれば、ナワリヌイ氏のやってることが何の役にもたってなければ、殺されたりもしないわけで、プーチンもここまでやるということは、それなりに追いつめられているのかもしれないと少し気を取り直した。少なくともナワリヌイ氏は死の瞬間まで決して虚しくもないし絶望もしてなかったはずだと思う。そこだけは変に確信がある。
折から日本じゃ政権の支持率がついに14%に落ちた。あたりまえすぎる話だが、こうなると数日前に書いた、行きがけの駄賃で無理心中をもくろまれちゃかなわんと、あらためて危機感を抱く。あんまりいい言葉じゃないが、プロ野球の試合で「死体蹴り」なんてことばが使われることがある。今の政権は私にとっちゃ死体以下にしか見えないというか死体に失礼な気もするが、よっぽどうまく蹴ってとどめを刺さないと本当にここまで腐ってたら何をするやらもうまともな神経では予想がつかない。まあ、そうは言っても、蹴りつづけるしかないわけだが。
NHKが何を考えているのか知らないが、このごろよくラジオの番組では株が上がってるから個人も投資をした方がいいのだろうかみたいな企画をやる。ところがそれで呼ばれて来る経済の専門家みたいな人たちが、みごとに、この株高は日本にとっていいことではない、今は投資をするべきではないというようなことばかり言う。何しろ天下のNHKだから、特に政府や体制に批判的な人を招いているはずはない。つまり普通に株や経済を専門にしている人たちの共通認識は、株の高いのは何もめでたいことじゃない、まちがっても投資なんかをはじめちゃいけない、ってことなんだろう。勉強になるわあ(笑)。
私の身体も指先も、家の片づけや雑事をしたくてしたくて、うずうずぶるぶる薬物中毒みたいに武者震いしている。そんななのに、とっくにけりをつけて手を切ったはずの「水の王子」の小説が最後の最後でまだけりがつかず、これもまた、どんどん書けてしまうから、時間がとられまくりで他のことが何もできない。まいったなあ。ぜいたくな悩みにはちがいないんだけど。