ねばり勝ち?
お昼、外の気温は三十三度だった。んもう。
実はこの数日の土砂降りで、軒下に干しておいた服やタオルをとりこむ気にもなれなくて、ままよと放っておいたのだが、今日こわごわ行ってみたら、ちゃんと乾いていた。いいのかな。ねばり勝ちをした気分だよ。
ポオの新訳「黒猫」の文庫本を読んでる。昔、叔母の家の本棚にあった、古色蒼然の文学全集で「アイヴァンホー」やなんかといっしょに読みふけったのを思い出す。そのころもそうだったが、年をとるとなおのこと、ポーの怪奇小説は恐いよりも、どこやら楽しい。「黒猫」なんて、特に今読むと、猫のかわいさやしつこさがリアルで、絶対作者は猫が好きだな、もしかしたら飼ってるなと思ってしまう。そしたら、この文庫に短いエッセイが収録されていて、そこで作者が黒猫を飼っていて、それがドアを上手に開ける様子を、どこの猫マニアだと思う熱心さで描写しているのに、吹き出してしまった。いやーこのエッセイを収録したのは英断だな。光文社古典新訳文庫。
ようやっと七夕の飾りを窓に飾った。そのついでに出てきた、母が老人ホームにいた時、スタッフの方が作ってくれたカードを額に入れといたのも見つかったので、それもちょいと部屋に飾った。明日は玄関前の笹に短冊でも結ぼうか。でもまた雨らしいんだよねえ。
政府はマイナンバーカードの名前がよくないから変えると言い出してるらしい。ひたすら、あきれてものが言えない。よっぽど利権がからみまくってるのか、自分たちの権力を失いたくないのか、まるきりプーチンと同じドツボにはまってる。
もしかしたら、この次政府がやることは、マイナンバーカード返納の禁止だか罰則つけだな。あのメンツなら、やりかねないよ。そうならない内に返納しとくべきかしらん。