は、は、は…
午前中、ちょっと時間があったので、久しぶりに上の家に片づけに行ったら、もう何もかも未整理で、捨てるべきなのに捨てられないものがうず高く積もり積もって、乾いた笑いしか出なかった。どこからどう手をつけたらいいものか、完全にわからない。二百歳まで生きたって、やりかけの仕事は半分も片づかないような気がしてきた。
もうこうなったら、あとは野となれ山となれで、散らかしっぱなしで死んでやるしかないのかしら。
まあいいや。何とかなるだろ。
議席は減ったが、今回の衆院選は、結局、共産党の一人勝ちじゃなかったかという、奇妙な確信だか印象だかが、頭から離れない。どうせ、何年かたてば、ことのいきさつは皆忘れられてしまうだろうから、この際はっきり記録しておく。
すでに、どこの報道でも指摘されまくっているように、終盤ぎりぎりに登場した「2000万問題(自民党が非公認の裏金議員にも公認候補と同様に2000万円の選挙資金を渡していた)」が、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」ですっぱぬかれて、大手マスメディアも野党すべても、こぞってこれを武器にして自民党に襲いかかった。もちろん、その他の不満や鬱憤もたまっていたけど、この件が完全にとどめをさした。落選した自民候補の一人が(牧原法相だっけ)が、恐怖を感じるほどの敵意を感じたと言っていたほど、世間の怒りはものすごかった。このことは誰も否定できないだろう。そもそも裏金問題をすっぱぬいたのも、もとはと言えば「赤旗」と共産党で、結局最後までそれが野党の勝利につながった。
それが議席の増加につながらなかった理由は、いろいろ分析も対応もしてもらいたいけれど、そんなことより私としては、今はもう、この自公政権の敗北は共産党の力だという事実を、がっしりしっかりかみしめて、勝利の美酒に酔ってほしい。
単に野党を勝利させただけじゃないですよ、共産党の功績は。どの野党もとにかく選挙じゃ勝ちたいから、「共産党が、赤旗が教えてくれた」とは言わないでも、2000万問題をめいっぱい使いまくって、政治と金の問題で自公政権をぶったたきにぶったたいた。そうやってつかんだ勝利だからこそ、今目の前に迫ってる首相指名問題にしても連立にしても、自公政権にすりよれないし、しっぽをふれない。「戦う野党」を演じて勝っちゃったんだものね。そうさせたのは共産党だものね。そこのところの功績も、共産党はしっかりかみしめといて下さいよ。
たとえば、自公に近い存在として自分らをアピールして勝ったんだったら、すりよりも協力もできると思うの、今。でも、とことん戦っちゃったんですよ、全野党が。共産党から武器もらって、「政治と金」で、自公政権と。そして、それが国民に支持されたわけですよ、圧倒的に。だから今さら連立や首班指名に色目を使えないわけですよ。政権にすりよって顔色うかがうよりは、国民にすりよって顔色うかがう方がいいんだ、もはやそれしか生き延びる道がないんだというところに、全野党が追い込まれちゃったわけですよ。非常に正しいありかたですけど(笑)。
それをさせたのは共産党です。全野党を自公政権と戦わせ、今もそうするしかないようにさせているのは共産党です。もう多分、当分はこの図式は変わらない。それをしっかり確認して、評価して、維持して行ってほしいです。検察と連合がまだろくなことしないでしょうし、油断は禁物ですけどね。
かつて、民主党が政権取った時期のことを悪夢だとか何とか、いまだに言ってるタレントやら政治家やらがいますけど、決して悪い政権じゃなかった。すくなくともアベ政権よりは数億倍ましでした。
でもあれは、一番いけなかったのは、当の民主党もですが、共産党などもいっしょになって、ずっと後まで、民主党政権を否定し批判し、たたいたから、その評価が定着しちゃったことなんです。それはほんとに罪深かった。私はある時期からいろんな会合で、「批判しすぎる」と言ってましたが、皆ふしぎそうでしたもんね。
だから今回も、過度に宣伝しなくてもいいけど、少なくとも身内では、しっかりがっつり確認しておくべきですよ。「勝利したのは共産党だ」と。そして、決してゆらいじゃいけません。マジです。
私はこの状況って、石破首相もあまり困ってないと思うんですよ。国民の方に顔を向け、野党の声にも耳を傾け、という、日本にも私にも自民党にもよい方向に進んで行けるんだもの。そしてルールを守って、アベ政治を駆逐払拭することも、ずっとしやすくなるんだもの。それをさせたのも共産党です。いや本当に、そこんとこ、共産党は自覚してよね。政府も首相も動かしてんだよ。余裕を持って、これまでのように、とことんモラルを守って、やせがまんと、ホークスの小久保監督じゃないけど「美」とを意識して、まじめに仕事をして下さい。
自分勝手なこともついでに言っとくと、議席が減って一見弱くなった分、私も心置きなく応援できます(笑)。今後はブログでも何でも、これまでよりは旗幟鮮明に、共産党支持と応援をあらわにします。どうか、どうか、それにふさわしい党であってほしいです。私が恥ずかしがらないですむような、清潔さと純粋さを、保ち続けてほしいです。
れいわや、社民党などとも、どうぞしっかり連帯して下さい。何もしていないのに手前味噌で言いますが、私の地元の宗像市や福岡では、ずいぶん幅の広い、考えもことなる人たちが、いっしょにいろいろがんばって来ました。その結果一定の成果も出せたと思います。しかし、こういうこと、ここで書いててもしょうがないかなあ。共産党にメールでも送っておいた方がいいのかな。
昨日のエアコンの写真、ほこりがつきすぎで、かわいそうだったので、近々また撮り直します(笑)。そして、同じように、お別れが淋しいのが、今年お店を閉めた自動車工場のカレンダー。毎年もらって重宝してたのだけど、あと数枚と思うと、名残惜しくて。