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魔法のことばをさがしてる

共産党の議席が減ったのは、残念だし不安だし悔しいし心配。しかし、自公や維新がこれだけ減ったのは、本当に救われた。

私の住む宗像市については、むなかた九条の会でいっしょにやって来た人たちはすべて当選して議員になってくれた。これからまだまだ大変だろうが、ちょっと宗像市が好きになる(笑)。

それにしても共産党、誰が当選したか落選したかわからないのでイライラする。どうせがっくりするんだけど、それでも早く教えてくれよ。事務所も公式も知らせてくれないし、たった八人の名前ぐらい早く発表してほしい。

どこからお金をひねり出すかほんとに頭が痛いのだが、築十四年の家の最初から使っているエアコンを新しくすることにした。電気屋さんに掃除をしてもらった時に、もう買い替えた方がよさそうと言われて決意した。冷暖房を確実にしておくのは、もはや私の体調では生命線だもの。

掃除してもらったばっかりだし、最後のお仕事になるからと、昨日の夜はしばらくぶりに初めてちょっと暖房を入れた。おかげで安らかな目覚めである(笑)。まだ働いてくれそうだし、別れるのは悲しいんだけどなあ。

つくづく思うが、私の断捨離がさっぱり進まない主な理由は、こうやって、どってことない古い家電や衣服その他に感情移入してしまって、手放したり送り出したりするのに、やたらと手間取ってしまうことだ。願わくば、こんなときにそれらに対して口にして気分を納得させる別れのことばの、いいのがほしい。ときどきネットで、捨てるものにかけることばとして「ありがとう」とか「次の人に大事にしてもらって」とかが出ているが、そんなものでは飽き足らない。

「先に行っててね」とか、どうなんだろうと思ったりしている。「近い内に私もいずれ行くから」みたいな感じで。何やら映画「グラディエーター」の剣闘士たちの会話みたいだが(笑)。

そういう、最高の魔法のことばがほしいなあ。それを虚空からつかみ出せないかと、いつからかずっと考えている。

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カツジ猫