はえーよ
ちょっと目を離していたら、森会長が辞任しそうになっていて、しかも勝手に後任を決めたみたいになっていて、それをマスメディアは既成事実みたいに報道してて、その過程や候補者の人柄にもまた批判が起こっていて、ついでに森氏への批判がひどすぎたと言い出す変な逆風も起こっていて、政府は後任の件を知らんと言ってて、結局今日の昼過ぎには、辞任はともかく後任の件は白紙に戻ったとか。はえーよ、いろいろ。年寄りにはついていけん。
しかし、森氏の、ただではやめない、まめさというか、しぶとさは80代なかばにして、すごいエネルギーだな。見習うべきかもしれん。そこだけは。
どっからそんな力がわきおこるのかと思うけど、さぞかし恵まれた暮らしをしてるんだろうなということしか、とっさに思い浮かべられない。それも相当けたはずれな。
コロナ騒ぎの中で、なんか、ぼんやりだが、しみじみ、じわっと感じたのは、政府の関係者たちは、ものすごく宴会や旅行や宿泊で贅沢をしていて、それがないと生きていけない身体になってるんじゃないかということだった。うまいものを普通に食べて、いい座席にふわふわ沈んで旅行して、気持ちいいホテルで熟睡して、それで英気を養っていたんじゃないかってことが、妙にちらちら、かいまみえて来た。頭も心も身体も丈夫になるはずだよ。一番大切なものはなくして行く一方で。汚いものも貧しいものも寒さも暑さも狭さもわからなくなるはずだよ。
しかも、反対意見を言う人もろくにいないんだろ。いたら、不快になるぐらい、普通は皆が賛成してくれるんだろ。くだらんこと言っても、声をそろえて笑ってくれるんだろ。ストレスがたまるわけないやん。そら、そんな環境も地位も手放したくはなかろうよ。高齢者の介護施設としちゃ最高の環境ですやん。
仕事をしたり人と会ったりしたら、不快さとストレスしかたまらんし、それが刺激で生きがいになってるような私としちゃ、孤独でいるのが最高の快楽でもある。まあ別にそれはそれで楽しいから、いいけどさ。
おかゆとスープで摂生していたら、少しずつ少しずつ身体はもとに戻ってきたが、まだ本調子にはほど遠い。やられているのは消化器系統だけなので、まあちょびちょびと仕事はしている。それなりに展望はあるので、かえって気がゆるんで、仕事が遅れがちだ。