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はひー。

◇今年の確定申告はそんなにややこしいこともないので、比較的簡単だろうとなめてたせいか、風邪気味でやる気が出ないこともあって、この数日でれでれしては書類を書くという、しんきくさい時間を過ごしていました。やっとさっきイータックスで送信したのですが、使わなかった山のような領収書を、また仕分けして保存するのが何だかもういやだなあ。ぱあっと遊びたいところだが、シラバスも書かなくちゃならないし。

書類作りの気分転換に、岩波新書の吉田千亜「ルポ 母子避難」を読んでいた。身近に原発の近くから避難されてきた家族も多いので、ひとごとではないのと、その人たちが避難先で住まいのカーテンをつけかえただけで、「賠償金をもらっていいですね」と言われたりするのを、比べ物にもならないが、家を建てたあとで、ご近所の方々からものすごく興味を持たれてノイローゼ状態になった自分と重ねて烈火のごとく腹が立っていたら、どこかの大臣が「故郷を捨てるのは簡単だが」とか言ったとのニュースで、もう怒りが臨界点に達した。私はかねがね、そういうことが言いたくなったら、せめて身内と居酒屋でくだまくとか、一人の部屋の中で壁に向かって言うとか、日記にこっそりつけるとかして、人前ではかくせとか言うのだが、この今、震災と原発事故があった時に、こういうことは、もうそれこそ、たったひとりの部屋の中でも絶対に口にしちゃいかんだろ。日記に書いてもいかんだろ。そのくらい許されない発言を、要職にある大臣が公式の場で口にするとは。想像力なし、知識なし、判断力なし、どこからどう見てもまったく弁護のしようがない。

首相もまた、「六年目だから」とかで震災の日の記者会見をとりやめたらしいが、七回忌とかでもなしに六年目というのに何か理由があるのか。まあもうすべて、この人らのやること言うこと考えることに、もう理由なんかなくなっているとしか見えないが。

そのせいか、今朝の毎日新聞の川柳欄は、いやに過激だったなあ。「流行語今年は云々(これ)で決まりかな」からはじまって、「トランプにお手と言われてする握手」「関心は防衛よりも網タイツ」「浜矩子氏(せんせい)も『似た者同士』と言っている」「『戦闘』があったら泣きそ防衛相」「安倍さんが駆けつけ守る稲田さん」「お化粧とお洒落で忙がし稲田さん」「東芝で原発あかんて知れたやろ」などなどなど。まあ川柳はこうでなくてはですが。

◇庭に花を植えたいし、映画も見に行きたいし、したいことは山積みなのですが、とにかく今は、作り置きのカレーでお昼ごはんでも食べますか。

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カツジ猫