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ばたっ。

◇今日は長崎から広島へ向かう平和大行進が宗像を通るというので、激励かたがた、まあちょっとでもいっしょに歩いて途中のコーヒー店にでも逃げこもうかとか思って出かけた。
そうしたら、ずっと通しで歩く行進者5人のうち二人は、どちらも韓国の人でみずみずしい男女の若者だったのはまあいいとして、残りの男性が72歳、75歳で驚いていたら、最後のお一人は84歳だった。
しかも、皆さん、まっ黒に日焼けして、やたらと元気がいい。歩きながら道行く人に「平和大行進でーす」と呼びかけるわ、自転車の人と行きあうと「通してあげてくださーい」と後ろに指示するわ、もうどうやったらあんなに元気でいられるんだ。
と、思いながら気がついたら抜け出しそこねて、市役所から赤間のバスセンターまで、1時間半のコースをつきあってしまっていた。ケータイで確認したら8000歩ほど歩いていた。やれやれ。

大行進と行っても例年50人程度のささやかなもので、以前はもっと少ない時もあった。原発事故のあったころ、一度少し増えた気もしたが、今はこの程度に落ち着いている。
市役所では例年市長からのメッセージが代読され、お茶の接待をしてくれて、市からのカンパもしてくれるのが、何だか戦後の古きよき時代がそのまま残っているような感じがする。

むなかた九条の会のメンバーが、のぼりと横断幕を持って来ていたので、横断幕をずっと持って歩いていたら微妙に肩がこった。途中で市民の会のメンバーが駅前で一人で街宣していたので、「がんばれー」と声をかけたら向こうもエールを送ってくれて、たがいに盛り上がった。通過する車からときどき手をふる人や応援のクラクションを鳴らす人もいて、自転車に乗ったり歩いたりしていたかわいい男女の高校生か中学生が、にこにこして手を振ってくれたりもした。

◇このところ運動不足だったし、今日は風はさわやかだったのだが、日差しはそこそこ強かったので、身体はほてるわ、疲れるわで、帰って冷蔵庫のすいかを食べて、シャワーを浴びてベッドにばたっと倒れて寝てしまった。今日は本当は書類書きだの荷物の整理だの、いろいろ仕事を片づけたかったのに、それどころではない。まあ思ったよりも疲れは残らなかったようだ。夜は母のところに行って、テレビで動物番組を見た。母は子猫や子犬を見て大喜びしていた。

私は以前に叔母や祖母が晩年、入院しているとき、窓のない部屋や外の緑が見えない部屋なのがつまらなそうで、絶対に母には広い窓から山や森ぐらいが見える部屋をと思っていた。それはまあまあ成功したのだが、こうなると本当は、動物とふれあう生活をさせてやれたらなあと思ってしまう。人間の欲には限りがないのかもしれない。

◇昨日は博多山笠を見に来ていた友人と街で会っておしゃべりして楽しかった。彼女は永六輔さんがパーキンソン病でよれよれになっていても、断固として仕事の予定を断らず来年までもずっとスケジュールをつめていたという話に、いたく感銘を受けていて、自分もそういうように前向きに行きたくなったから、家のリフォームでもしようかと思いはじめたと言っていた。
実は私は永さんの発言や行動や考え方のすべては評価し尊敬するのだが、カーラジオで、かなり弱られてからの番組はただもう純然と聞いていて苦になって、相方の遠藤さんがその分自分がしっかりしようとして滑舌がやたらとよくなるのも、気持ちがわかるだけにこれまた聞き苦しくて、やっぱりこういうのはやめてほしいとずっと思っていた。しかし友人のように、そういうのに力づけられる人もいるのなら、まあ悪いことばかりでもないのかな。

◇都議選についての斎藤美奈子氏の発言についての批判を紹介しておく。斎藤氏にはファンも多かったらしいのだが、私はあまり知らなくて、少し前に「図書」で見た文章について、何だかすごく気に入らないがどこが気に入らないかわからないので、ちゃんと考えないとと思っていた。学生に授業で言ったばかりなのだが、相手や状況や自分自身の何が嫌いか、そもそも嫌いなのかどうなのか、なぜ嫌いなのかをきちんと見つめて整理して、ことばにすることは危機管理の上でもすごく大切である。これはセクハラだとか、これはレイプだとか、これはいじめだとか、ちゃんと理解しただけでも、ものごとはおおかた解決するものだ。
しかしそれには相当のエネルギーと、とぎすまされた精神が必要になる。

私はこのところ、そういう余裕がなくて、結局そのままにしていた。そこへ、こういう文章を読むと、共感しても納得しても、後塵を拝したようで何か腹立たしいし(笑)、下手すりゃ自分が漠然と感じていたことに掩護射撃をしてもらったようで影響受けて都合よくまちがえてしまいそうなので、それも恐い。まあそういうわけで複雑な心境なのだが、さしあたり紹介しておく。

http://blogs.yahoo.co.jp/azuminonoyume/32753437.html

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カツジ猫