ハトのごとく素直に。

◇「ハトのごとく素直に、ヘビのごとく聡かれ」というのは、聖書の中で私が好きなことばだけど、本当に最近の情勢はいろいろそういう精神が必要とされているみたいだな。そして、こういうのを読んでいると、民進党の岡田党首、前から好きだったけど、ますます好きになるな。

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それにしても、与党は選挙とその後の無所属の移動で過半数とってるし、支持者も本人たちももっと浮かれてよさそうだが、よし、さあこれでこういうことをしよう！という喜びがあまり伝わってこないのはなぜなんだ。
もちろんどうせ、ろくなことは考えていないだろうし、下手したら、先の聖書のことばは、「バカと悪意を使い分ける」という最低の意味では、首相が一番、それこそ息をするように実施しているような気もしないではないから、くれぐれも油断できないが、もしかしたら本当に、何をしていいか、何をしてもらいたいのか、わからないでいるのかもしれない。そういう「希望のなさ」が、何となく伝わって来る。

◇都知事選、鳥越さんの健康のことは私も最初心配していたが、考えて見たら２０年ほど前、私の同僚で大学の主事（学部長みたいなもん）をやった先生は、その数年前にガンの手術をしていて、まだ検査とか治療とかしていたのに、けろっと仕事量もストレスもはんぱない激務（その前任が私だったからよく知ってる）をこなして、その後もずっと元気で、私と同年齢でいっしょに停年退職した今も、私の７倍ぐらいのコマ数の非常勤を毎週こなして、まるっきり元気である。あたりまえすぎて、目の前でずっと見てきたのに忘れていた（笑）。

◇しょうもない話をやまほどしたいのに、そのヒマがない。ちょっとだけ。
みょうがが好きで、三つで１００円そこそこするのをスーパーで買うのがいやになって、去年庭に苗を植えた。ネットで注文して取り寄せた直後、スーパーでずっと安く苗を売っているのを見つけて、腹が立ったから、それも買って植えたので、庭じゅうみょうがだらけになった。

しかも、ようやく出てきたみょうがの実？は、何だか洗っても洗っても土まじりで気持ちが悪くておいしくなくて、やっぱり買うしかないとあきらめていた。まあ、葉っぱはきれいで、観賞用にはなると自分を慰めていた。

そうしたらこの前、また根っこにいくつも実が出てきていて、もぎとって洗ってみたら、けっこうきれいで、刻んで食べてみたら、売ってるのと同じで立派においしかった。前のはどうしてだめだったのかわからないけど、とにかくばんざい。
次々出てきているので、うれしいったらない。昨日も、安く買ったアジの切り身を刻んだのと、きゅうりといっしょにお酢でまぜて食べた。カツジ猫も、少しだけ、アジの切れ端にありついた（笑）。彼はそれで味をしめたらしく、今日もさっきから私の足元で、にゃあにゃあとうるさかった。放っておいたら、今はまたベッドに戻って、いやみったらしく、くうくうぐうぐうと人間みたいないびきをかきながら眠っている。

◇今日は涼しく、絶好の仕事びより。しかし何から手をつけようかしらん。