ひゃー、ふー

夕方、久しぶりに友だちとお茶しようと家を出たら、キッチンの外壁がぐっしょり濡れている。朝、変な水音がしていたから、どっかで水漏れをしているのかとびびったが、井戸のポンプは動いてないし、気にはなりつつ、そのまま出かけた。

行きつけの喫茶店でたがいの飼い猫の話で盛り上がりながら、合間にかかりつけの電気屋さんに報告して、見てくれるか頼んだら、夜にさっそく来てくれた。いや、来ていただいてよかったよ。洗い物をしようとしたら、水音がひびいて、流しの下から水がじゃんじゃん床にあふれ出して来る。仰天してのぞいたら、排水管が途中で途絶えて、流しの水がどんどん流れ出しているのだ。

大慌てで水をとめの床を拭きの洗いかけの食器をよけるのと騒いでいたら、電気屋さんが到着。地獄に仏とはこのことと、「よかった～」と言いつつ見てもらったら、つなぎのパッキンが劣化して、排水管のつなぎめが外れて、下半分が落ちていたのだった。

はめ直してくれたが、心もとないから、部品を探してちゃんと修復してくれるとのこと。それまで応急処置でつっかい棒で支えて、床を乾かすために流しの下を開けっ放しにしておくことにした。「大したことなくてよかったですよ」と喜びあったが、電気屋さんが帰ったあと、床を拭きまくった雑巾の洗濯やら、おっかなびっくりの食器洗いやら、いろいろの作業に追われて時間を食い、予定の年賀状書きとかが出来なかった。

まあ、この程度ですんだのは僥倖だ。流しの下を開けたまま、冷蔵庫から食材をひっぱり出して夕食を作る作業も緊急事態っぽくて面白かった。うー、先日、今の政府より炊飯器や洗濯機の方が信頼できると書いたっけが、そういう機器も劣化すると時の政府に似てくるんだな。

虫の知らせか今朝は妙に張り切って、ストーブを出したり扇風機を片づけたり、冬支度をかなり進めたからよかったぜ。明日はすごく寒くなるらしいからな。

防衛費の議論ばかりが先走っているのは異常だよね。今朝のNHKのラジオ番組を聞く限り、識者の意見もアナウンサーの反応も普通にまともで、「日本の防衛体制を決定的に変えることになる。それにしては議論がたりない」「何をどう強化するのか中味の検討がまるでなされてない」「先制攻撃が許されるかどうかの定義は難しく、そこの議論も詰められてない」「このままでは世界四位の軍事大国になるがいいのか」など、すべてちゃんとしたことばかり言い合っていた。どうしてこれが、テレビのワイドショーでは語れないのだろうか。そのうちにラジオ放送も言うことがおかしくなるのだろうか。

そう言えば日ハムの近藤選手は、ソフトバンクに移籍するらしい。一番行きそうにない球団という下馬評だったのに、前評判はあてにならない。バラエティー番組などで見て感じのいい選手と思っていたから、新天地でうまくやれればいいと思うが、ネットでは「金が目当てか」などと、批判も多い。つくづくまあ、いらん世話を焼きたがる人が多いなと驚くよ。

庭ではサザンカが鈴なりと言いたいぐらい満開。奥庭ではみごとな大輪のバラが開いて、思い切ってつんで来て飾った。