ひー、もうこんな時間。
◇明日も早いので、さっさと寝なくては。
どうでもいい話を二つ、いや三つだけ。
カツジ猫の「ふとん着て寝たる姿や東山」みたいな写真と、好一対をなす、愛猫の故キャラメルの写真があって、アップしたくてさがしてるんですが見つかりません。見つかったらご紹介するので、お楽しみに(笑)。
田舎の家から持ってきた、叔母の使っていた大きなベッドは、ものすごく寝心地がよくて、どういうか、眠る時にぱあっと不思議な豪華な世界が広がって、その中を漂うような気分になれます。毎晩がお祭りとでも言うような。うまく言い表せませんが、寝るのが楽しいイベントみたいな感じです。ひょっとして、いい男がときどきいたら、もっとゴージャスなのかな? でも一人の方が雑念が入らなくて、より楽しさが満喫出来ているのかもしれません♪
なかなか忙しくて、老人ホームの母のところにばたばたかけつけては、ちょっとおしゃべりをして帰る毎日です。母はあいかわらず職員のおじさんとエレベーターの中で歌を歌っているようで、「今日は茶摘み歌を歌っておられました」とおじさんが教えてくれました。「わー、季節感も合っとるがな」と驚きました。
明日は仕事で来れないかもよ、と昨日言っていたら、「今日は来ないかと思って、もう寝ていたよ」と母は言い、偶然かもしれませんが、そんな記憶は前はなかったのだがなあと、ひょっとしたらいろんな能力が復元してるのかと恐いです。(今年で96歳ですよ。いいけどさ。)
そして、「あんたも忙しいなら、あんまり無理して来なくていいよ。私はここで気持よくすごしているから、何も心配しなくていい」と言ったあとで、「あと10年や20年は生きて見せるから何も心配しなさんな」と普通に落ち着いて豪語しました。そそそれが心配なんだとは、さすがに言えなかったけど、言ってもわははと笑い飛ばされたような気がします。
先日も、近くの銀行のそばにあるビルの玄関にツバメが巣を作っていて、くちばしの黄色いヒナたちがずらっと並んでぴいぴい鳴いてるのを、通りがかりの人たちといっしょに私もケータイで写真をとったのですが、小さすぎて何だかわからず、母に見せて、「ここにヒナがいるのよ。でも何だかわからないよねえ」と言うと、何がおかしいのかげらげら笑いころげていました。私が帰りがけに額にキスしても、うはうは笑うし、何だかいろんなことが、おかしくてたまらないようです。
でも、そういう私も、気がつくと歩いたり運転したりしながら、ひとりでにんまりしていることが多く、こんな世界情勢と国内情勢と自分の仕事と経済状態の中で、何がそう楽しいのか自分でもわかりません。
もしかしたら、うちの一族って、敵の大軍勢と遭遇したら血沸き肉躍る家系なのかしらん。なんかもう、そうとしか思えないんですが。
◇あ、あとお知らせを二つ。前に書いた土曜の映画の試写会は、誰でも参加できて無料です。
「アナ」の感想おまけの15は、さっきかなり補充しました。途中まで読んだ方は続きをどうぞ。明日は「16」を書く予定です。それでそろそろおしまいにしたいんだけどなー、いくら何でも。