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ぶるぶる。

フクロウをパチンコ店に置かないでの署名、その後。
3万以上の署名が集まり、今も増えていますが、何とまあ、くだんのパチンコ店は本社も支店も、署名の受け取りを拒否したとか。
昨今の国や自治体の政治の進め方と、あまりに似すぎていて、笑っていいのか泣いていいのかわかりません。

これについてご存じない方は、ぜひ、上のリンクをクリックして、お読みください。署名された方は更に他の方に広めて下さい。

◇今日は親戚の人が田舎の家に来て、掃除や片づけを手伝ってくれました。
彼女がもらって行ってくれる絵画の額を、宅急便に頼んだら、梱包しておいてもらえればというので、ちょうど来ていたお客さんまで動員して、三人で何枚もの額をばたばた包んで、何とか持って行ってもらいました。これでまた、ずいぶん片づいて、心からほっとしています。

私が小さい時に着ていた金魚の模様の浴衣が出てきたので、面白半分持って来ました。
ほこりだらけの荷物の中にあった時は、大したこともないとバカにしていたのですが、こちらの家で、明るい電灯の部屋にかけて見ると、大きな金魚の模様がとても精緻できれいです。タペストリーがわりになりそうで、そのまま壁にかけておくことにしました。おかげでますます、わけのわからん部屋になりつつあります(笑)。

あと、叔父のだったらしい、スマホぐらいの大きさの時計で、世界地図の上に小さな飛行機のピンがついていて、世界各地の都市の小さい穴にそれをさすと、そこの時間も並べて表示されるという、役にたつのか遊べるのか、とにかく面白いものも見つかりました。最近見ている海外ドラマの「ロスト」で、主人公のジャックがぐれてすさんで、飛行機で各地を飛んで回っているという話になっているので、飛行機のピンを何となくシドニーやニューヨークにさして、遊んでいます。あの島は、どこにあるのかなー。

「ロスト」は相当長く続いたドラマだからか、最初の方では、「キャッスル」の主人公が、ケイトの昔の夫になって出てくるし、ちょっと前には、チャーリーが潜入した海底基地で彼をつかまえて痛めつける、若い女性二人の内の一人が、「ワンス・アポン・ア・タイム」の悪い女王様でした。二人とも、その後偉くなったんだなー。

◇オスプレイが落ちましたね。最近、このへんの空をよくヘリコプターが長時間ぶるぶる飛んでいるので、そうやかましいものでもないのに、すごくイライラして仕事にならず、とうとう市役所に電話して、お忙しいところ申し訳ありませんが、いやに毎日上空を飛んでるあのヘリは、何のためにどこが飛ばしているのかわかりますかと聞いたら、こちらでは把握していませんのでと、警察署を紹介されました。
警察にかけて、気味悪いし不愉快なんだけど、何か誰かが必要があって飛ばしているのかと尋ねると、警察でもわからないし、ヘリが上空を飛ぶのには、いかなる許可もいらないとのことでした。警察の人の答え方はていねいでしたが、てきぱきしていて、何だかこういう質問には慣れてるんじゃないかと、ちょっと思ったぐらいです。

それにしても軍用機でも農業用でも報道でも、人の町や家の上をヘリって許可なく飛べるのか。ドローンが官邸に侵入するぐらいだからしかたないのかもしれませんが、上空がそんなに無防備でいいのか。テロ集団にサリンでもまかれたらどうすんだろう。
以前にマンションに住んでる友だちのことをしゃべっていて、あんなのは一戸建てとちがって、宙に浮いた空間を買ってるんだから、と誰かが妙な批判をしてたのがおかしかったのですが、たとえ一戸建てでも、その権利は上にのびて上空どのあたりまで認められるんだろうと、変なことまで気になりはじめた今日このごろでした。

でも私も昔は上空のヘリの音って、そうまで気にならなかったような気がするのですが、オスプレイのことが話題になってからこっち、音が低かろうと何だろうと、ヘリそのものが、妙に不愉快です。

ともあれ、亡くなった隊員も気の毒だけど、その死を無駄にしないためにも、オスプレイが落ちたことだけはきっちり覚えておかないと、こういうご時世では半年もしたら、けろりんとしてオスプレイが落ちたことなんかないよと言い出す、オーウェルの「1984年」もどきの人間が出て来ないものでもない。

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カツジ猫