ぼくたちと、あにめえいが(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
かいぬしは、このまえ、「おてんきがいいから」といって、
ふゆの、もうふや、べっどかばーを、ぜんぶ、せんたくしました。
だけど、「これで、かつじがしぬときまでねていた、もうふやかばーも、
あらってしまうことになるなあ」と、なんだかゆううつそうでした。
だーからーさー、いってるだろ。
ぼくはしんでも、いきもののめにはみえないだけで、
まえとおなじように、かいぬしとくらしているんだったら。
その、もうふや、かばーのうえには、いまでも、ねているし、
かけかえた、なつのふとんのうえにも、
きのうは、きぶんよく、ひとばん、ねたんだから、
おちこんだりしないで、いいのにさ。
ぼくの、つきめいにちのよくじつに、かいぬしは、
「かつじの、つきめいにちのおいわいのおまけで、
えいがでも、みにいくかね」といっていたので、
たのしみにしていたんだけど、
かいぬしは、おもやのかたづけに、はまってしまって、
えいがの、かいしに、まにあわなくなりそうでした。
「あすにのばそうか。えーい、ままよ」とかいって、
かいぬしが、くるまに、とびのったので、
ぼくも、せんぱいの、きゃらめるさんと、あにゃんさんも、
おおいそぎで、いっしょに、くるまにとびこんで、
となりまちの、えいがかんにいきました。
おてんきがよくて、どらいぶは、たのしくて、
かいぬしは、おくれてもいいとおもっているのか、
きをつけて、はしっていたので、あんしんでした。
えいがは、やっぱり、すこし、おくれて、
もうはじまっていたけれど、どうぶつのいっぱいでる、
ぼくには、はじめての、「あにめ」えいがで、
おとも、いろも、はでで、うごきもはげしいから、
ぼくたちは、めちゃくちゃこうふんして、
おきゃくさんは、わりといたけど、かまわないで、
えいがかんのなかを、がめんのなかのどうぶつたちと
いっしょになって、とびまわりました。
えいがは、うさぎが、おまわりさんで、あいぼうが、きつねで、
あくやくが、やまねこでした。
きゃらめるさんは、それで、すっかりよろこんで、
がめんのやまねこたちに、とびかかって、とびのいて、
ときどき、がめんのなかにはいるんじゃないかと、おもったぐらいでした。
やまねこたちは、さいごに、つかまって、ろうやにはいっていました。
さんざん、あそんだので、ぼくたちはつかれて、
かえりのくるまのなかでは、ずっとねていたし、
いえについてからも、はあはあ、いっていました。
にわにでていた、しょだいねこの、おゆきさんが、あきれて、
「えいがって、そんなにおもしろいものかね」というので、
ぼくたちは、くちをそろえて、「すごく、おもしろいよ。
こんどはいっしょに、みにいこうよ」と、さそいました。
「あたしはまだ、えいがをみにいったことはないけど、
はなしのたねに、いちどいってみるかね」と、おゆきさんがいうので、
「どんなえいがが、すきですか」と、あにゃんさんが、きくと、
おゆきさんは、「てれびでみてるなかでは、れんあいものと、じだいげきが、
わりと、すきだったね」というので、ぼくたちは、あとで、
「そんなえいが、あったっけ。かいぬしは、そんなの、みにいくかな」と、
いろいろ、はなしあったけど、けつろんは、でませんでした。
かいぬしが、へんなえいがにいかないといいけどなあ。
ちょっと、しんぱいです。
「どんなえいがでも、おゆきさんは、たのしんでくれるよ」と、
あにゃんさんは、いうんだけどさ。
