ぼくたちの、くりすます(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
ゆうべは、くりすますいぶでした。
かいぬしは、けーきや、ちきんと、いっしょに、
ぼくが、いきているときに、すきだった、
ふくの、おさしみもかってきてくれました。
うえのおもやに、いっていた、
せんぱいねこの、きゃらめるさんや、あにゃんさんも、
かえってきました。
そうしたら、しょだいねこの、おゆきおばさんや、
みけねこの、しなもんさんや、
あにゃんさんの、いもうとや、きょうだいや、
そのほか、このいえで、かわれていた、たくさんのねこも、
ふだんは、おもやにいるのに、ぞろぞろ、いっしょにきました。
しろい、いぬも、いっぴきいたし、
ときどき、にわにやってくる、しろねこや、
ぼくがしらない、ねこたちもやってきて、
いえじゅうが、ねこだらけになりました。
はじめて、ここにきたねこばかりで、
おゆきおばさんは、
「なかなかいいところじゃないか」といって、
いすのうえで、くつろいでいました。
ぼくたちは、かわるがわる、かいぬしといっしょに、
ごちそうをたべたり、べっどで、ねたり、
てれびで、ひとが、とんだり、はねたりするのに、
ならんで、みとれたりしました。
なかなか、いい、くりすますいぶでした。
「いつもいるには、せまいけど、
ときどきくるには、いいところだな」と、
だれかがいっていました。
「まあ、こんやは、とまっていけよ」と、
きゃらめるさんがいって、みんなで、べっどや、ゆかのうえに、
ぎゅうぎゅう、かさなりあって、ねました。
もちろん、かいぬしのめには、みえないんだけどさ。
かいぬしは、ねこにかこまれて、ねたせいで、
へんなゆめを、いっぱいみたらしく、
「きゃらめるが、みどりいろの、おせんべいを、
なんまいもくわえて、はしっていく、ゆめをみた。
『そんなのが、すきだったのかい、しらなかった』といって、
おいかけていったら、いつのまにか、きゃらめると、かつじが、
がったいして、どっちかわからない、へんなねこになっていた」と、
あさ、おきてから、いっていました。
ぼくが、おきたときには、ほとんどもう、みんなが、
うえのいえにひきあげて、きゃらめるさんと、おゆきおばさんだけが、
けーきの、のこりを、たべていました。
ぼくたちがたべても、じっさいには、へらないんだけどさ。
おゆきさんは、そのあとで、「せわになったね。たのしかったよ。
しょうがつには、おもやにきなさい」といいました。
「これからは、こちらにも、ときどききてください」と、
きゃらめるさんは、いっていました。
いまから、ちょっと、おしょうがつが、たのしみです。
でも、それまでに、いえがかたづくのかなあ。
かいぬしは、そのあとで、ゆうべののこりものをたべながら、
てれびをみて、
「おかねにこまって、くりすますもできないひとがおおいのに、
しんだねこのための、ごちそうをかうなんて、
わたしも、どうなんだろうねえ」と、
ちょっとくよくよしていました。
「いつものことだから、きにすんな」と、
きゃらめるさんは、ぼくに、いいました。

