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ぼくで、あそぶな(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

ごぶさたしていますが、ぼくは、げんきです。
 かいぬしも、げんきです。

まいばん、いっしょに、てれびをみます。
 このまえ、なにかのばんぐみで、かたこりをなおすほうほうというのをやっていました。
 めのつかれは、あたまのうしろの、めの、うらがわに、つぼがあるので、
 そこをおしたらいいそうです。
 めがつかれているひとは、そこをおされると、すごくいたいそうで、
 たれんとの、いけめんのひとが、、おされて、ぎゃあぎゃあ、いっていました。

そのあとで、かいぬしは、さっそく、ぼくのあたまをさわって、
 つぼをさがしていました。
 でも、ねこのあたまは、にんげんとかたちがちがうから、
 めのうらがわといっても、はなれすぎていて、
 つぼはどこかわからず、ぼくも、いたくもなんともなく、
 だまっていたので、かいぬしは、
「つまんないの」といって、やめました。

まっさーじに、いったとき、そこのおにいさんに、そのはなしをして、
「にんげんのあたまって、ひらたいから、めのうらがわというのもわかるけど、
ねこのあたまは、よこに、ひらたいから、めのうらがわは、ずっとうしろで、
くびねっこになっちゃうの。わかるかしら」とせつめいしたら、
おにいさんは、ぷろだから、よくわかったみたいだったそうです。

そして、きょうは、「よこやまたいかん」というひとの、てんらんかいが、
さいしゅうびというので、ばたばた、びじゅつかんにいって、
えはがきとか、たくさんかってきました。
きれいで、おもしろい、えがおおくて、かいぬしは、
たいへん、まんぞくしたようです。

「なつのよる」という、えの、くらいなかに、たけのはやしがゆれて、
そのなかに、とまっている、みみずくが、
ぼくに、そっくりだったので、えのまえで、わらってしまったそうです。

かえりに、ときどき、おるすばんにきてくれる、
しりあいのところによって、おみやげに、そのはがきをあげたら、おおうけで、
「かつじって、もともと、みみずくのかおですもんね」といいながら、
みなおしては、わらいこけていたって。
「よる、おるすばんにいったとき、にわの、かなあみのなかから、
こちらをみる、かおが、ほんとに、このまんま」とよろこんでいたらしいです。
そして、ふたりで、おおわらいしたってさ。

いいけどさ、まいにち、そうやって、
なにかと、ぼくであそぶのも、いいかげんにしとけよな。
まいあさ、べっどに、ごはんのおさらをもってきてくれるのは、
いいしゅうかんだと、おもうけどさ。

これが、もんだいの、えはがきです。
「のせていいのかな」といいながら、かいぬしは、みなさんに、
ぜひ、おみせしたいらしいから、
いちおう、みてやってください。

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カツジ猫