ぼくと、あかいいす(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
きょうは、ものすごく、あついです。
かいぬしは、けさ、ぼくのおなかとせなかをぶらっしんぐしました。
さいしょは、ねむかったから、なにもしなかったけど、
だんだん、めがさめてきたので、ぼくは、ひさしぶりに、
しっかり、かいぬしに、かみつきました。
「あーもうこれ、くるまの、しーとべるとをはずすときに、
ちょうど、ひっかかるいちで、すごく、いたい」と、
かいぬしは、さっきかえってきて、おこっていました。
けは、だいぶ、ぬけたので、かいぬしは、
「うーん、そろそろ、ころもがえだね」と、いいました。
この、あかいいすは、このまえ、かいぬしが、かってきて、
だいどころに、おいてあります。
ぼくが、うえにのっていたら、かいぬしは、
「なかなか、えになるやん」といっていました。
ぼくが、ちょうりだいを、のぞいていると、
「とびあがって、あしを、やけどしたりするんじゃないよ」といったけど、
べつに、おいしいものも、ないようだったから、
ぼくは、うえにあがったりはしませんでした。
かいぬしは、なんにちかまえ、
「あー、きぶんがわるい。いま、でかけたら、とちゅうで、
いきだおれて、しぬかもしれない。
これが、さいごの、おわかれかもよ」とかいって、でていって、
そのばん、かえらなかったので、
ほんとに、しんだのかと、おもっていたら、
つぎのひのよるに、ぴんぴんして、かえってきました。
そして、いなかのいえから、はこんできた、
やまのような、ほんを、はなうたまじりで、うえのいえに、はこんで、
いいきげんで、いえにはいってきたので、
ぼくは、よろこんで、いえじゅう、はしりまわりました。
ぼくは、このごろ、ごはんをよくたべるので、
えさいれが、からになっていました。
「あれー、わるかったね」といって、かいぬしは、
「おまえ、さいきん、よくたべるねえ。
もしかして、まだ、せいちょうする、きなの。
『さいべりあん』とか『めいんくーん』みたいにさ。
それにつけても、あきたけんのちじさんとこの、
みーるくんは、げんきなんだろうか」
といっていました。
そして、もうこんなことのないように、
えさいれを、おおきいのに、かえてくれるそうです。
なんだか、ちょっと、うれしいです。