ぼくと、かいぬしの、こうぼう(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
このごろ、よそのねこが、よくにわにきて、
ぼくは、きがあいそうなので、かなあみのなかで、まっています。
そうしたら、さむいから、なみだがでて、めもとがよごれます。
かいぬしは、このまえ、ぼくのなみだを、ふきすぎて、
あかい、はだがでてしまったので、こわがって、
あまりさわりません。
ぼくも、つい、おけしょうをさぼっていたら、
はなのところまで、なみだが、めやにになってかたまって、
とれたあとが、はなのうえまで、あかむけになりました。
かいぬしは「まあ」と、かなしそうなかおをして、
「いたくないの。おいしゃにいこうか」といっていますが、
ぼくは、きもちわるいから、よく、まえあしで、ふいて、
おけしょうするので、わりときれいで、
また、けもはえてきているので、かいぬしは、
「もうちょっと、ようすをみようか。
くすりをつけても、おまえが、なめるでしょ」といっています。
かいぬしは、おばさんが、のこしてくれた、
じょうとうの、かーでぃがんを、いえのなかで、きています。
じゅんもうなので、あたたかくて、
すこし、しごとをすると、かいぬしは、すぐ、
「あつくなった」といって、ぬいで、べっどにおきます。
ぼくは、きほんてきに、せんたくものでも、うわぎでも、
かいぬしが、べっどのうえにおいたものは、
ねごこちを、たしかめることにしているので、
いって、うえにねてみたら、あたたかくて、ばつぐんでした。
それで、ずっと、うえにねていると、かいぬしは、
さむくなって、きようとしても、きられないで、
くやしそうに、ぼくをみています。
ぼくが、といれにいったり、みずをのみにいって、はなれると、
「しめしめ」とよろこんで、きようとするけど、
また、なにやかや、ようじをして、おくれるので、
ぼくがかえってきて、うえにねてしまうので、
「あー」といって、みています。
このまえのよるは、それで、かぜをひきかけて、
「われながら、ばかみたい」といっていました。
きょうは、かーでぃがんを、いすにかけているので、
ぼくは、いつものいすのうえにねています。
でも、もし、かいぬしが、かーでぃがんをべっどにおいたら、
またそのうえに、ねようとおもって、
ちゃんすをうかがっているところです。