ぼくと、かーねーしょん(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
けさは、あめが、ひどかったけど、いまは、やんでいます。
おとなりの、ごしゅじんが、うえのいえの、まえにわの、くさかりをしてくれたので、
ぼくのいるにわからも、かいぬしが、うえのいえにでいりしているのが、
よくみえるようになりました。
また、にゃあにゃあ、よんでやろうと、おもいます。
かいぬしは、いなかからもってかえったにもつが、いえにあふれているし、
よていどおりに、しごとがなかなかすすまないので、
そうとう、いらいらしています。
けさは、だいじなしょるいが、みつからないといって、
「たぶん、かしきんこに、いれたとおもうけど、
かくにんに、いこうにも、きのうから、ふろにもはいってないし、
とてもでかけられるじょうきょうじゃないし、
でも、このふあんを、かかえたままだと、ほかのしごとは、てにつかないし、
もう、きが、くるいそうだわ」
と、いっているわりには、のんびりと、てれびの、かいがいどらまをみて、
ぼくに、にているねこが、でてきたと、よろこんでいます。
そのねこは、かっていたひとの、かくれがが、ばくはされたので、
これから、のらねこになるみたいです。
いろいろ、あるんだなあと、おもいます。
かいぬしは、いなかのいえの、げんかんにおいてあった、
おおきな、みどりいろの、はっぱのかたちの、うつわを、もってきました。
なんにつかうのか、わからないけど、
ものすごく、おもくて、りっぱです。
かいぬしは、それを、おじいさんの、おおきなつくえにおいて、
みずをいれてくれたので、ぼくは、さっそく、のんでみました。
なかなか、かんじがいいです。
「こんど、むぎのほを、いれてやろうか」と、かいぬしは、いっています。
このしゃしんは、かいぬしが、ははのひに、かってきた、
おもしろいいろの、かーねーしょんです。
しゃしんでは、ただしろっぽくみえるけど、
ちょっと、ふしぎないろをしているんだそうです。
(ぼくには、いろのくべつは、よくわからないもん。)
かいぬしは、これは、ぼくが、かいぬしに、
ぷれぜんとしたことに、しています。
「あしながおじさん」という、しょうせつがあって、
そのなかの、こじいんそだちの、おんなのこが、
かぞくはいないけど、いろんなものを、
おばあさんや、かぞくから、おくられたものと、くうそうして、
たのしむばめんが、あるそうです。
「まあ、それと、にたようなものか」と、かいぬしはいって、
「でも、おまえたち、ねこは、じっさいに、ぷれぜんとをくれるとしたら、
きっと、ねずみとか、とかげとかの、えものなんだろうね。
きゃらめるは、よく、ながいくろい、へびなんかもってきて、
わたしは、でんきの、こーどが、いっぽんおおいなあとおもっていたりしたけど」
と、いっていました。
へびや、ねずみは、みかけないけど、
とかげなら、ぼくも、とれそうだから、
こんど、ちょうせんしてみようかな。