ぼくと、さらだ(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
ぼくは、あいかわらず、「いっぽんあしぽーず」に、こだわっています。
かいぬしは、「だいぶ、みなれて、びっくりしなくなった」と、いっています。
かいぬしは、けさ、はやくおきて、りんごや、とまとや、きゅうりや、はーぶで、
たくさん、さらだをつくりました。
おさらに、もって、てーぶるにおいて、こうちゃを、いれていたので、
ぼくは、なにか、ぼくの、たべられるものはないかと、しらべにいきました。
きのうのよるは、「あまえび」の、のこりをくれたので、
また、なにか、おいしいものがないかとおもったのだけど、
とくに、なにもなかったので、おさらのそばに、すわっていると、
かいぬしは、「はいはい」といって、ぼくのおさらに、
「おやつ」をあけて、のせてくれました。
ぼくは、さらだの、おさらに、せをむけて、たべていて、
きづかなかったら、ぼくの、しっぽが、さらだのうえに、
まんなかを、よこぎって、しっかり、のっかっていたみたいです。
かいぬしは、こうちゃをいれて、ふりかえって、それをみて、
「ぎゃあ。なんということを」と、いって、ぼくのしっぽを、つまんで、のけながら、
「これが、むしのしらせというやつか。
まよねーずも、どれっしんぐも、かけていなかったのが、せめてもだった」
と、いいながら、ぼくの、けが、さらだについていないか、しらべていました。
でも、よくわからなかったらしくて、あきらめて、そのまま、たべていました。
きのう、おきゃくさんが、ふたりきました。
ひとりのひとは、ねこをかっているらしくて、
ぼくが、てに、あたまをすりつけていると、
「ねこのにおいが、するんでしょ」といっていました。
じゅうごさいになる、おばあさんねこだそうです。
ぼくのことを、「かわいいね、ひとなつこくて、おりこうだね」
と、ほめてくれました。
かいぬしは、ゆかが、ほこりだらけになったので、
「そうじをしないと」と、きにしていますが、
そうじきをかけると、ぼくが、そとにでていくし、
まいにち、あめなので、かわいそうだしと、ぐずぐずして、
なかなか、そうじができないみたいです。
でも、けさは、ちょっとだけ、にわのくさとりをして、
「これで、すこしは、すっきりしたかも」といっていました。
きょねん、かいぬしがうえた、あおと、しろの、はなも、
あおいのが、いくつか、さきだしています。
ぼくの、といれの、すなばに、はなが、しんしゅつしていて、
「どうしたもんか」と、かいぬしは、くにしているみたいです。