ぼくと、せんたくもの(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
このごろ、さむいので、せんたくものが、よくかわかないらしくて、
かいぬしは、とりいれたあと、べっどのうえに、ひろげて、
えあこんの、ねつで、かわかしています。
このまえ、ぼくが、そのうえにすわって、おけしょうをしていると、
かいぬしは、ぱそこんのまえから、もどってきて、
「あー、まー、おまえってやつは」と、いって、
しばらく、ぼくをみていました。
それから、きていた、かーでぃがんを、ぼくのうえに、おとして、
どこかにいってしまったので、
ぼくは、こんどは、そのかーでぃがんのうえにいって、
よなかまでねていました。
かいぬしは、ほかの、かーでぃがんを、さがしてきていました。
あとで、そのはなしをきいた、しりあいのひとは、
「かつじくん、せんたくものを、たたむとかは、しなかったんですか」とか、
「もう、わがものがおで、いきてますねえ」とか、いったそうです。
かいぬしは、このまえやっと、はつもうでにいきました。
ちかくの、じんじゃと、おてらにいつもいくことにしていて、
おてらでは、いろんなおねがいの、はんこを、きのふだにおして、
じぶんのとしと、なまえをかいて、
いっぽん、ごひゃくえんで、おさめてくるらしいです。
かいぬしは、「かないあんぜん」と「しんたいけんこう」の、
どちらのふだにするか、まよって、
けっきょく、じぶんのなまえで「しんたいけんこう」のはんこを、おして、
「かないあんぜん」には、「いたさかかつじ はっさい」とかいて、
にほん、おさめて、きたそうです。
でもあとになって、
「やっぱり『がくぎょうじょうじゅ』に、いっぽんかすべきだったかなあ」と、
すこし、くにしていたみたいでした。
けさは、すごく、さむかったけど、
かいぬしは、ぶるぶるふるえながら、
ぼくの、といれの、すなばを、きれいにそうじしてくれました。
「こんな、さむいなか、おまえがりちぎに、
そとに、といれに、いくんだもの。
わたしも、このくらいしないとね」といいながら、
そうじしていました。
そういうところは、ちょっとえらいと、おもいます。