ぼくの、いっちょうら（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

きょうは、あさから、ゆきがふっていて、
ものすごく、さむいです。
かいぬしは、「ぜったい、どこにもいかない」とせんげんして、
あつぎをして、まどのそとをみながら、
「おふろにはいりたいけど、はいったら、かぜをひくかなあ」
といっています。

このしゃしんは、だいぶ、まえのです。
さいきん、かいぬしがいそがしくて、
ぼくのしゃしんをとってくれないので、みせられないけど、
いまは、くびのけが、もっと、ふさふさで、
えりまきみたいに、なっています。

ぼくが、ししゅして、さわらせなかった「けだま」は、
このまえ、かいぬしが、かえってきて、
ぼくが、おむかえにでたとき、だいてくれたから、
ちょっといいきもちになっていたら、そのすきに、
はさみで、きりとられてしまいました。

かいぬしは、おでかけするとき、えあこんをきります。
そのとき、いつも、いすでねている、ぼくのところにきて、
「なるべくはやく、かえるからね。
いいこで、おるすばんするんだよ」と、いいます。
そして、このごろは、いつも、
「さむいかもしれないけど、そんなにじょうとうの、
じゅんもうの、けがわをきているんだから、
だいじょうぶだよねえ」といって、
ぼくをなでて、いきます。

かいぬしも、けがわのこーとをもっています。
でも、あめやゆきにぬれたらいけないらしくて、
なかなか、きません。
「ゆきのひに、きられないんじゃ、いつ、きるのよね。
はれて、さむいひにしか、だめだってことかしら」
と、まいにち、そとをみて、ぶつぶついっています。

ぼくのけがわは、そのてん、いつでも、きていられるから、
すごく、ちょうほうで、いいです。

ぼくは、「おやつ」は、だいすきだけど、
そのなかでは、「ささみ」がちょっときらいです。
「まぐろ」と「かつお」のほうが、すきです。

けさは、「ささみ」をもらったので、
おさらに、ちょっとのこしました。
かいぬしは、「もったいない」といって、
ぼくがねている、いすのところに、おさらをもってきて、
ゆびで、すこしずつ、つまんで、たべさせてくれました。
ぼくが、ぜんぶたべて、かいぬしのゆびまでなめたので、
「まるで、としよりの、かいごをしてるみたいだ。
おまえ、まだ、にんげんなら、さんじゅうだいでしょ」
と、かいぬしは、いっていました。

ゆきは、ちっともやみません。
かぜも、つよいです。
きょうは、いちにち、こんななのかな。