ぼくの、おとしだま(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、「しごとはじめなのに、にちじょうぎょうむがおおすぎて、
ほんらいのしごとが、はじめられない」と、としのはじめから、くさっています。
しょうもないことを、じぶんでいろいろ、おもいつくから、いけないんだろ。
けさは、ぼくに、「おしょうがつに、あげるはずだったのにね、
わすれていて、ごめん」といいながら、
あたらしい、つめとぎを、だしてくれました。
ふくろからだして、てーぶるのうえに、おいたときに、
ぼくがすぐ、みつけて、うえにのって、つめをといだので、
かいぬしは、「まてまて」といいながら、
ろうかの、ふるいのを、のけて、そこにおいてくれました。
おまけについている、またたびのこなも、ふりかけてくれたので、
ぼくは、うれしくて、ばりばり、つめをとぎました。
「そういえば、ことしはまだ、
おまえにかみつかれてないなあ。
『はつがみ』は、いつになるんだろうね」と、かいぬしは、いっています。
そんなに、さきのことじゃないきがするけどな。
ふふん。