ぼくの、かんびょう(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
かいぬしは、やっぱりまだ、ちょうしがよくなくて、
「あー、することが、おおいのにー。
したいことも、いっぱいあるのにー。」といいながら、
まいにち、べっどで、ごろごろねています。
きのうは、かえってきて、だいどころにいったので、
ぼくが、いつものように、おやつをねだりにいったら、
「あー、かつじ。きょうぐらいはもう、
わたしのごはんを、さきにさせてくれないかな」と、
ものすごく、くらいこえで、いいました。
まいにち、いっしょに、いられるのは、うれしいけど、
ぼくも、ちょっと、しんぱいになって、
よる、かいぬしの、くびのところにのって、
てで、かたを、もんでいたら、かいぬしは、
「あはは。それって、みけねこの、しなもんが、
いつも、いたのと、おなじばしょだなあ」
と、わらいました。
そして、ぼくのかおをみて、
「なんだか、おまえのかおつきも、
ちょっと、かわってきてないかい。
やだねえ、ふけたっちゅうか、
めが、つりめになって、
しぬまえの、かおみたい」と、ばかにしました。
ひとの、しんぱいもしらないで、
いいきなもんだと、おもいました。
なんだかんだと、いったって、
もう、としなんだから、むりをしすぎなんだと、おもいます。
ながいきしてくれないと、ぼくも、こまるんだから、
むちゃはしないで、ほしいです。