馬でもよかったんですが。
◇窓辺におくのは、ロシアの馬さんでもよかったんですが、ずっと前に卒業生からもらった白いバラの造花にしました。空気を清浄化するとかいうお洒落なやつで、仕事机の上にずうっと置いてめでてたんですが、カーテンを引くたびにひっかかってかわいそうなので、窓辺に移動。なかなかよく似合います。
今日は朝から、書棚を作った大工さんが来て下さって、支えの柱などいくつか補充して下さいました。ついでに、田舎から持って来ていた、叔母のものだった、でかい丸い鏡を伽羅館(上の家)の玄関につけてくれないかとお願いしたら、それもつけてくれました。もう古い鏡で縁の金属の飾りなんか錆びちゃってますが、それも味わいで悪くありません。
◇しなくてはならない仕事は山ほどあるのですが、まだ何となく体調がいまいちなので、今夜は早めに寝ることにします。と言いながら木地雅映子「あたたかい水の出るところ」と奥田英朗「最悪」を読んでしまいました。どっちも面白かったけど、前者の柚子さんと言い、後者のみどりさんと言い、私もちょっと理想だった、めだたないで、誰のじゃまにもならないで生きていければいいなという、多分現代の多くの人の願望があらわれてるようで、切ない。その願望が前者は報われ、後者は裏目に出まくるわけですけど。
それと、海外ドラマ「エレメンタリー ホームズとワトスン」にけっこう、はまってます。話がしっかりしてるから、何度もぼんやり見てても、じゃまにならないんだよねえ。変なほめ言葉だけど。
それにしてもワトスンを女性にするってのも、「男女の関係がない二人が同居してても不思議はない」という、現代の文化?が定着したからこそ、可能になった設定なんだよなあと、つくづく思います。