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ぼくの、きんきょうほうこく(カツジ猫)

みなさん、こんばんは

すごく、ごぶさたしています。
 ぼくは、おかげで、げんきです。
 そとは、まいにち、すごくあついらしいけど、
 えあこんがあるから、らくしょうです。

かいぬしが、つかれてかえってきて、
 「あー、つかれた~」と、いいながら、
 ばたっと、べっどにねるので、
 ぼくが、くっついていくと、かいぬしは、
 「しばらく、ひとりにしてくれ~」といって、
 ごろごろばたばたしています。

そのうち、そのまま、ねることもあって、
 ぼくも、そのよこで、つきあってねます。

このまえ、ぼくの、りょうほうのみみが、
 すこし、はげました。
 かいぬしは、しんぱいして、ねっとでしらべて、
 「ろうかか、すとれすか、げんいんはなにかな」と、
 いろいろ、かんがえていました。
 「かゆがってはいないから、だにとかじゃないよね」
 とか、いいながら、まいにち、みていたけど、
 そのうちに、しぜんになおって、
 またきれいに、けもはえたので、
 「おー、よかったよかった」と、
 かいぬしは、よろこんでいました。

このごろは、またときどき、おさしみをわけてくれます。
 ぼくは「ふく」がいちばんすきで、いくらでもたべます。
 「たべものにこまっているひとも、せかいにはおおいのに、
 ばちがあたりそうで、こわい」と、かいぬしはいいます。
 「おまえがしんだら、おはかのうえに、
 ふぐちょうちんの、おきものを、おいてやろうか」と、
 このまえは、いっていました。

しんだあとのことは、どうでもいいから、
 いきているあいだに、おさしみをよこせよな。

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カツジ猫