1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくの、けいかく(カツジ猫)

ぼくの、けいかく(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

ぼくは、あいかわらず、なにもたべたくないし、のみたくないので、まいにちねたりおきたりしています。
 「そんなになんにちも、なにものみくいしないで、よくうごけるなあ。
 おまえ、ひょっとして、れきだいのねこのなかでも、さいこうのたいりょくだったんじゃないか」
 と、かいぬしは、あきれています。
 ぼくのじつりょくを、しらなかったんだな。ふん。

きのうは、ねっとでとりよせた、えさを、くれたけど、たべたくないので、そっぽをむいたら、かいぬしは、
 「まあ、むりはしないでいいよ」といって、ぼくをなでました。

このしゃしんは、だいぶまえに、ぼくが、べっどのうえで、てれびをみているところです。
 やきゅうは、たまがとぶのがおもしろいから、すきでした。

あさがくると、かいぬしは、らじおをつけて、たいそうをします。
 まえは、ぼくは、かいぬしが、たいそうをはじめると、おきていって、
べっどのうえの、かいぬしのまえにすわって、みあげていました。
 かいぬしは、「ごはんだろ、もうちょっとまって」といいながら、
からだをまげて、ぼくのあたまに、かおをくっつけたりしました。

きのうは、おふろに、おゆをいれて、はいっていました。
 ぼくがどこにいても、すぐにいって、じゃぐちのみずをのんではひきあげるので、
かいぬしは、わらって「みみがいいね。よくわかるね」といいました。

らじおたいそうの、おんがくや、おふろのおゆをいれるおとは、いつもどおりで、
それをききながら、ねていると、あんしんします。
 そのうちに、げんきになったら、また、おふろに、みずをのみにいこうとおもいます。
 かいぬしの、らじおたいそうも、またみにいくつもりです。
 それまでは、もうちょっと、おやすみするんだい。

Twitter Facebook
カツジ猫