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ぼくの、こいのぼり(カツジ猫)

みなさま、こんばんは。

きょうは、こどものひです。
かいぬしは、ぼくにちいさいこいのぼりをかってくれていましたが、
「あめがふりそうだし、しなもんがしんで、まもないし、
ことしは、かざるのを、よそうかね」といっていました。
ぼくは「ふーん」とおもっていたけど、
おひるから、てんきがよくなって、かいぬしは、
「やっぱり、かざろうか」といって、ぼくの、かなあみのちかくに、こいのぼりをたててくれました。

かぜが、つよかったので、こいが、よくおよぎました。
ぼくは、おもしろいので、ちかくにいって、みていました。
「よしよし、うごくんじゃないぞ」といって、かいぬしは、せっせとしゃしんをとっていました。
うまくとれていたら、こんどこそ、みなさんにおみせするそうです。

そのあと、かいぬしは、へんにはっするして、
げんかんまえの、うえこみの、きんもくせいを、かりこんで、
くさもとって、きれいにしました。
ぼくは、かなあみのなかから、みていました。
そとねこの、しまおも、ちかくで、ねていました。
おおきな、ごみぶくろをよっつ、きったえだやくさでいっぱいにして、
かいぬしは、がんばっていました。

そのあと、みなれない、くろいねこが、きました。
くびわをつけていて、まだ、わかいかんじでした。
ぼくと、かなあみごしに、うなりあっていたので、
かいぬしは、くろねこを、おいはらって、
「ここって、しまおのなわばりじゃないのかな」と、ぶつくさいっていました。

こいのぼりは、あしたまで、かざっておくそうです。
あすのあさ、また、みにいこうとおもいます。

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カツジ猫