ぼくの、すきなもの(カツジ猫)。
みなさん、こんばんわ
ゆうべ、おきゃくさんがふたりきました。
わかい、おんなのひとで、どちらも、ねこがすきで、
ぼくをみて、よろこんでいました。
ぼくも、さーびすしたけど、さいごは、つかれて、ねました。
おきゃくさんがくるので、かいぬしは、
だいどころの、ながしのまえに、
せんたくしたばかりの、あたらしい「らぐ」をしきました。
すごく、きもちがいいので、ぼくは、ずっと、そのうえで、
ころがったり、「らぐ」をまるめたりして、あそびました。
かいぬしと、おきゃくさんは、それをみて、わらって、
かいぬしは、「そんなに、よろこばれちゃ、いつもよっぽど、わたしが、
きれいなしきものを、だしてないみたいじゃないか」と、
ぼくに、もんくをいいました。
さむくなったので、おにわのくさも、かれてきて、
ぼくが、いつも、かじっていた、とんがったはっぱのくさが、なくなりました。
かわりに、かいぬしが、てーぶるのうえの、かびんにさしている、
はなの、はっぱをかじって、ついでに、かびんにかおをこすりつけたら、
かびんが、ぐらぐらして、かいぬしは、
「ひえー、やめてよー」といって、かびんをどこかに、かくしました。
そして、きょう、「ねこのくさ」というのを、かってきました。
「これは、うえのいえの、ねこの、ぐれいすが、
おうちのなかだけにいるから、とくべつにやることにしていたから、
おまえにやったら、ふこうへいなきがするのだけど」といって、
なやみながら、おいてくれたけど、
あんまり、きにいらなかったので、ぼくは、たべませんでした。
「え、ぐれいすは、だいすきなのに。
ねこは、みんな、すきなはずなのに。
かねがね、おもっていたけれど、おまえ、ねこじゃないんでしょ。
ちきゅうを、すぱいにきて、ねこにばけてるけど、
いまいち、うまくばけきれてない、えいりあんとかじゃないの」と、
かいぬしは、むちゃくちゃなことを、いって、
「まあ、もうすこし、ようすをみよう」といって、
くさは、そのまま、おいています。
このしゃしんは、だいぶまえのです。
まだ、まいごふだが、まえのだし、
いまはもっと、くびのけが、ふかふかになっています。
かたっぽの、めに、なにかついているのは、
ときどき、こんなふうに、けがくっつくけど、ぼくはへいきなので、
かいぬしは、「いいのかな」といって、みています。
おとこは、こまかいことには、こだわらないんだい。((=*` ェ ´*=))v