1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくの、すとれす

ぼくの、すとれす


ゆきうさぎのおばさん

まるい、つめとぎは、どのしゃしんも、ぼくが、うえに、のっているので、またよくとれたら、おくります。

かいぬしは、ぼくが、えいずとわかってから、
くしゃみをしても、せきをしても、ちょっと、ぐにゃっとねていても、
「だいじょうぶかい」ととんでくるので、うざいです。

そのわりに、おさしみをくれません。
「だって、おまえのすきな、かわはぎがないのよ。ほかのさかなは、ぜったいたべないでしょ」といって、
かわりに、かんづめを、あけてくれます。
ぼくは、ちょっとたべては、のこすので、かいぬしは、そとねこの、しまおにのこりをやっていたのだけど、
「ひょっと、しまおが、えいずでなかったら、
これって、うつるのかしらね、どうしようか」となやんでいます。

「でも、おまえは、しまおから、たぶん、うつされたんだよねえ。
だけど、ほんとうのところはわからないし。
しまおは、さわらせもしないから、けんさなんかできないし」と、いろいろ、なやんでいるみたいです。

ぼくは、いつも、かいぬしが、しごとをしているそばで、ねます。
こたつにいるときは、うしろのそふぁにねています。
このくっしょんは、すっかり、けだらけになったので、
ぼくの、せんようになりました。

かいぬしが、ともだちからもらった、ねこのかたちの、
せなかにかける、くっしょんも、そのうちに、ぼくのものになるかのうせいがたかいです。

Twitter Facebook
カツジ猫