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ぼくの、てのもよう(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

このしゃしんも、だいぶまえのですが、
かいぬしが、「おまえの、おててのもようが、よくわかるから、
いちど、みなさんに、みせたいわ」というので、しょうかいします。

ぼくの、まえあしのさきは、みんな、こんなふうに、もようがはいっていて、
かいぬしは、「ほっかいどうの、あいぬのひととか、どこかのみんぞくのひとが、
いれていた、ほりものの、もようみたい」と、いいます。
ゆびの、ねっこのところに、「U」のようなきょくせんが、ついています。
かいぬしは、「おまえが、くびなししたいになっていても、
このゆびのもようで、はっけんしてあげるから、あんしんしなさい」といっています。

くびのない、はなしといえば、
かいぬしは、きょうは、はろうぃんもちかいからと、
ずっとまえに、もらっていた、おおきなかぼちゃを、にました。
かいぬしは、ちいさな、まないたと、ほうちょうしか、もっていないので、
かぼちゃをきるのに、くろうしていました。

「『ほろふぇるねす』のくびをきったという、じょせいは、
やっぱり、わかくて、ちからがあったのかな」と、
ぶっそうなことをいいながら、かぼちゃをきっていて、
とちゅうで、「もうつかれた」といっては、
べっどに、ころがって、えいがをみたりしていました。

ぼくは、かぼちゃには、きょうみがないけど、
かいぬしが、なにかまた、おいしいたべものをつくらないかと、
きたいしています。
むーんおばさんのくれた、おさかなが、
まだ、れいとうこにあるみたいなので、
はやく、だして、わけてほしいとおもいます。

このごろは、よるは、さむいので、
ぼくは、まいばん、かいぬしにくっついて、ねます。
ときどき、かいぬしと、ちょっかくに、ねるけれど、
べっどが、ひろいので、だいじょうぶです。
あさのひかりが、さしこむと、
いえじゅうが、あたたかくなるので、ろうかの、ねいすにいってねます。
ときどき、そとのにわに、そとねこのしまおがねています。
よるは、どこかよそでねているのか、すがたがみえません。
「あんまりさむくなったら、そとのすばこに、もうふをいれてやってみよう」と、
かいぬしは、いっています。

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カツジ猫