ぼくのこのみは、うるさい(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
このしゃしんは、なぜか、ちょっと、ぼけていて、
かいぬしは、「さいきんの、でじたるかめらでは、
ぜったいにとれない、きちょうなしゃしんだぞう」と、
へんなところで、いばっています。
このまえ、かいぬしは、ぼくのといれに、
あたらしいすなを、いれてくれました。
「おまえが、あめのひも、ゆきのひも、
まじめに、おそとにでていって、といれをする、ごほうびです」
と、おごそかにいって、ぼくのまえで、すなをいれました。
すなは、あめのひがおおかったせいか、ぬれていて、
そのときは、いまいちだったけど、
つぎのひは、おてんきだったので、すっかりかわいて、
ぼくのといれは、ふかふかになりました。
うれしくて、ぼくが、あるきまわったあしあとが、
すなのうえに、いっぱいついているので、
かいぬしは、それをみて、よろこんでいます。
ぼくのくびわにつけている、まいごふだが、ふるくなったので、
あたらしいくびわを、かってくれるそうです。
くびわをちゅうもんしたおみせで、きのえだをあんでつくった、
ぼーるのおもちゃがあったので、かってきてくれました。
ころがすと、すずがなるけど、
ぼくはあまりおもしろくないので、ほうっています。
「きっと、よろこぶと、おもったのに。
かみくずや、ひものきれっぱしで、あんなにあそぶのに、
どうしてこれは、だめなの」と、
かいぬしは、がっかりしていました。
ぼくのこのみは、むずかしいんだから、
もっと、しゅぎょうしてほしいとおもいます。