ぼくのもらったもの(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、「ははの、めいにちだし、きょうはいえにこもるよ」といって、
ゆうべののこりの、さらだや、おにくをたべて、のんびりしています。
ぼくは、くりすますの、ぷれぜんとを、もらいました。
あたらしい、むらさきのもうふと、あたらしい、つめとぎでした。
どちらも、きにいったけど、かいぬしのそばにいたいので、
こんやは、かいぬしがしごとをしている、となりのいすで、ねています。
かいぬしは、かたてで、ぼくをなでながら、
「さいきん、いやに、べたつくなあ。おかげで、しごとが、やりにくい」と、
ぶつぶついっています。
かいぬしは、おかあさんの、くようだといって、
あさから、おかあさんがすきだった、
みうらこういちのうたを、ずっとらじかせで、かけています。
てれびがみられないから、ちょっとつまりません。
ゆうべは、ふぃぎゅあすけーとが、くるくるまわるのと、
とっとりさきゅうの、いろんなむしがうごくのが、
おもしろくて、みてて、あきなかったんだけどなあ。
ぼくは、まだ、こねこのころに、
まふゆに、えさもなくて、しにかけていたとき、
いなかのいえで、かいぬしのおかあさんから、
「ぱん」をもらって、いきのびたので、
おかあさんには、おんがあります。
だから、がまんするけど、おかあさんはきっと、
「ようこちゃん、わたしはもういいから、かつじに、てれびをつけてやりなさい」
と、いうんじゃないかと、おもうんだよね。
つめたいようで、やさしいひとだったもん。