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ぼくは、「まふ」がわり(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

きょうは、ゆきはふってないけど、やっぱりさむいです。
かいぬしは、そとでしごとをして、かえってくると、
「うう、てがつめたい。ゆびのさきが、ちぎれそう」といって、
ぼくが、いすや、べっどのうえで、ねているのをみつけて、
「とりあえず」といって、ぼくのけのなかに、てをつっこんで、あたためています。

べつに、つめたくもなんともないから、ぼくは、へいきだけど、
けがないって、ふべんだろうと、つくづくおもいます。

このしゃしんも、ふるいけど、おひさまのなかにいるぼくです。
「はやくまた、こんなひざしのなかで、おまえをみたいものだ」と、
かいぬしは、いっていました。

このまえ、まちのびよういんに、いったとき、
かいぬしは、びようしさんに、ぼくのはなしをして、
「とにかくもう、ちょうびびりで」とかいったら、びようしさんは、
「それはきっと、すごくあたまがいいから、
いろいろかんがえてしまって、こんらんしてしまうんですよ」
と、いったそうです。

「たしかに、あたまは、すごくいいと、おもうのよ。
よんだら、ぜったいにくるし、
そんなねこ、いままで、いなかった」と、かいぬしがいうと、
びようしさんは、かんしんして、
「いぬみたいなせいかくですね」と、いったそうです。

「いぬではないと、おもうけど、
かといって、ねこらしいかといえば、そうでもないし、
むずかしいところだね」と、かいぬしは、
かえってきて、ぼくをみながら、いっていました。

きょうは、かいぬしは、どうやって、すごすのかな。
また、うえのほうの、おうちで、おしごとかな。
けさはまだ、「おやつ」をもらってないので、
もうちょっとしたら、さいそくにいこう。

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カツジ猫